シルバーウィークをどう過ごすと言われたら、真っ先に思うことは、「老後を考えて過ごす」ということでしょうか。特に行くところもなし、何をするということもない。
ところで、当ブログ3年前の9月17日の記事を見ると、以下のように書いてある。
「台風18号が日本列島を吹き荒れた9月16日(月)は、「敬老の日」でもあった。総務省統計局によると、日本の65歳以上の人口は9月15日時点で、3186万人、総人口比は過去最高の25.0%となったそうだ。60年前はおよそ5%ほどだったという。ここまで増えた原因は、「団塊の世代」が昨年、65歳になったこと、医療技術の進歩が上げられるだろう。」
あの時も台風が日本列島を吹き荒れていたのだ。今年も同じように強い台風16号が日本列島を横断しようとしている。
それより、高齢者人口の話に少し驚く。3年前は総人口比25%ということだったが、今年はさらに増えているようだ。まず、総人口だが、今年3月の時点で1億2696万3千人だという。3年前には1億2730万人だったというから、3年間で約30万人以上減っている。一方高齢者人口はというと、3年前は3300万人ぐらいだったというから、160万人くらい増えている。
総人口と高齢者(65歳以上)
2013年 総人口1億2730万人 高齢者3186万人(総人口比25.0%)
2016年 総人口1億2696万人 高齢者3461万人(総人口比27.3%)
3461万人のうち、男女別人口は男性が1499万人(昨年比35万人増)、女性が1962万人(昨年比38万人増)だという。
人口は減り続け、高齢者は増え続けている。百歳以上の人口も増え続けている。今年百歳の人は6500万人余り(昨年比4千人増)。そのうち、女性が占める割合は80%以上だという。なお最高齢は116歳の女性だそうだ。
ところで、どこかの町で自治体が90歳になると、20万円、95歳になると50万円、百歳になると、100万円贈るという話を聞いた。その自治体の高齢者はみな元気だ。一方、政府の厚生労働省は百歳の人に銀杯をプレゼントするらしいが、今年からは純銀製を銀メッキに変えたという話だ。
さて、これからの高齢者はどう生きればいいのか、年金だけで生活できず、シェアハウスに住んでぎりぎりの生活をしている人の話も聞く。もしかしたら私も寂しい晩年を過ごさなければならないのかと少し悲観的になる。
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