村にいる、一人の男の子が、わたしを見るといつも赤面している。
これまで、私の顔をまともに見たことがない。
あきらかに私に気があるのだと、わたし自身も、また、村中でも思われていた。
ところが、この役立たずの男の子はわたしに告白することができないでいる。
しかたないので、わたしはいろいろ口実を作っては、彼の家へ行くが、なぜか、いつ行っても彼は家にいない。
ある日、がっかりして帰ろうとしたら、彼の母親がわたしを呼び止めて言った。
「ねえ、あなた!あの子があなたに何を望んでるか知ってる?あの子はしばらく帰ってこないわ。小さいころ、あの子は、あなたに脅されて叩かれたことがあったわよね!あなたには大したことじゃないかもしれないけど、あの子にとっては、大変な出来事だったのよ。これからはもうあの子を脅したりしないでほしいの。」
開心笑吧2016-10-25「看到我就脸红」》
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