市場経済の課目は共通必須科目なので、二つのクラスが一緒に受けていた。それで、学生の数はかなり多かった。先生は中年女性で、毎回授業の初めに出席を取る。
ある時、一人の友人が帰省して、大学に戻ってくるのが遅れたため、授業に出られなかった。
初めの授業当日、彼からメールが届いた。「代わりに返事をしてくれ!」と言うのだ。
先生が出席を取り始めた。
そして、彼の名前を言った時、何と思ってもみなかったことに、同じ宿舎のクラスメートがみんな異口同音に返事をしたのだ。
そう、彼はクラスメートのグループ全員に返事をしてくれというメールを送っていたのだ。
やっぱりみな兄弟なのだ。
幸せは互いに分けあい、みんな仲間を気にかけているのだということをしみじみ感じた。
《開心笑吧2016-02-02「果然好兄弟」》
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