わたしがようやく仕事を見つけたら、父も母も娘である私以上に大喜びした。
「これはごちそうしなきゃね!」
二人はそう言って、わたしをレストランに連れて行き、たくさんの料理を注文した。
こんなふうに食べるのも楽しいものだと思っていたら、パパが何を言ったのかわからないが、、突然、ママが腹を立てた。そして、箸を投げ出して、店を出て行った。
パパは一瞬唖然として、真っ青な顔をしていたが、気を取り直したのか、
「お前、一人で食べろ、おれはママと話してくるから」
これだけ言って、わたしがお勘定を済ませてから行ってというのも聞かずに、さっさと煙のようにどっかへ行ってしまった。
こんなふうに、娘をだまして金を払わせるなんて許せるかしら。
《開心笑吧2017-04-19「花式坑闺女」》
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