「一糸まとわぬ妹」
妹が一糸もまとわず、リビングをうろちょろしている。
ぼくはがまんできなくて、母に言った。
「ママ、彼女、何とかしてよ。僕の妹だからと言って、裸でうろちょろしていいわけないよ。」
母が言った。
「暑いのよ。仕方ないじゃない!」
「暑くてもだめだよ。こんな恥知らずはだめだよ!」
母が近づいてきて、僕をひっぱたたいて言った。
「二歳の子どもにどうして恥なんてわかるのよ。」
《開心笑吧2016-05-04‟妹妹总是一丝不挂”》
「恨み骨髄に徹する」
ある同僚の女性の話だ。
いつも酔っぱらった夫に殴られていた。
正に恨み骨髄に徹するという状態だった。
ある日、夫の酒瓶を投げ捨てたら、何と、瓶の中から突然、天使が飛び出してきた。
天使が言った。
「あなたをお救いしましょう。願い事を一つだけ叶えてあげます。」
彼女は躊躇せずに言った。
「夫を殺して欲しい!」
「申し訳ありません。願いはあなたの身の上に関することだけです。」
「じゃあ、いいわ!私を未亡人にしてほしい!」
《開心笑吧2016-05-02‟把女人惹急了很恐怖”》
「座らない老人」
老人が一人バスに乗って来た。
誰も席を譲ろうとしなかった。
老人はずっと僕のそばに立って、世の中に対して、「道徳がなくなった」とかいう不満を言い続けた。
バス停を二つほど過ぎたところで、ぼくはもう堪えきれなくなった。
ぼくは立ち上がって、彼に席を譲った。
だが、彼は座ろうとしない。
「遠慮しないでください」
そう言ったら、お爺さんが答えた。
「冗談じゃない。わしはバスの運転なんかできないよ。遠慮してるんじゃないよ。」
《開心笑吧2016-05-04‟他居然不坐”》
「侮辱される」
朝、出勤すると、同僚の独身女性がぼくに言った。
「わたし、昨日の夜、下品な男に襲われたの。」
「何をされたんだ?大丈夫だったのか?」
「そいつ、携帯を奪っただけでなく、私を侮辱したの。」
「えっ!どういうふうに侮辱したんだい?」
「私に、何もしないで逃げたの!」
《開心笑吧2016-05-02‟他侮辱了我”》
「ボタンの位置の問題」
妻がネットでシャツを買った。
そのシャツを着た後、ぼくに聞いてきた。
「あなた、ネットの写真とは違うわ。どうしてかしら?」
おれはネットの写真と妻を見比べて言った。
「同じシャツだよ。全く同じものだよ。」
「じゃ、どうして、わたしが着ると見苦しいの?」
「それは、モデルがそのシャツを着ると、上の三つのボタンがかけられないけど、お前が着ると、下の三つのボタンがかけられなくなるんだ。」
言うまでもなく、その後、おれは妻に箒を持って追いかけられたよ。
《開心笑吧2016-05-02‟不同地方的三颗纽扣”》
「お化けより怖い」
ガールフレンドといっしょにお化け屋敷に入った。
ぼくたちの前にいたのは超ビジュアル系のカップルだった。
爆発したような髪の毛、首から顔にかけては、けばけばしい刺青の厚化粧、服はあちこち破れてぼろぼろだった!
中に入ると、薄暗くひんやりとしていた。
曲がり角にさしかかった時、突然、「うわあ!」という恐怖の声とともに、アトラクションのお化けが出てきた。
僕たちは言うまでもなくびっくりしたのだが、そのお化けは前にいたビジュアル系の二人を見て、さらにびっくりしたように言った。
「うわあ!お化けだ!」
大きな叫び声をあげて、そのまま、どこかへ逃げて行ってしまった。
《開心笑吧2016-05-02‟比鬼更恐怖”》
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます