小学校に入ったころのことが忘れられない。
村内の仲間でパチンコが流行し始めた。パチンコと言っても、木の枝にゴムひもを張り、小石などを挟んで飛ばすものだ。わたしもやってみた。
数日間、練習して狙いをつける方法を身につけた後、さっそく仲間と山に鳥を打ちに行った。
その日、みんなでパチンコを歩いていて、ぼくの家の前を通りかかった時、うちのライチの濃密に葉が生い茂った木の枝の上で、突然動くものが見えた。
ぼくは心の中でこの鳥は小さくないぞと思った。
すぐに地面から小石を一つ拾って、狙いをつけ、発射!「・・・ビュ~・・・!」
聞こえたのは「あああ!」という叫び声だった。
ぼくの父が木の上から落ちてきた。
《開心笑吧2017-01-13「这鸟肯定不小」》
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