最近雨が多くて、私の団地の排水もひどいもので、水が道路にあふれ出ている。
わたしがサンダルをはいて出かけようとした時、馬鹿な夫が言った。
「ぼくはこの革靴で出かけるんだけど、水が入ったら、ダメになっちゃうから、お前、ぼくをおぶって行ってくれないか?」
見ると雨量は数ミリ程度、これくらいなら大丈夫と豪気にふるまって言った。
「OK!さあ、おぶってやるよ!」
言い終わらないうちに馬鹿な夫は私の背中に飛び乗ってきた。
その勢いで、わたしは水の中に四つん這いになってしまった。
この様子を見ていた団地の入り口にいる警備員は笑って、ちょうど吸おうとしていた煙草を吐き出してしまった。
わたしは言うまでもなく、口を漱ぎ、服を着替えることになった。
《開心笑吧2016-07-04「来吧,我背你!」》
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