高級な洋服店に入ったが、店員はぼくを普通の客と見たのか、全くかまおうともしない。
そこで、ぼくはカバンから大きな財布を取り出して、店員に見せびらかしながら言った。
「言いたいことがある。あなたの接客態度はわたしを大いに失望させるものだ。」
店員は瞬時に表情を変えて言った。
「申し訳ございません。誠に申し訳ありません。さきほどはちょっと考え事をしておりまして。あのう、それで、どのようなスーツをお望みでしょうか?」
ぼくは冷たい表情で財布を開けて言った。
「ほら見てくれ、今度はぼくがあなたを大いに失望させる番だ。」
財布の中は一銭もはいっていなかった。
《開心笑吧2016-04-11"让你大失所望"》
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