日記「運不運」

　このところ、運がないなと思う日が続いている。

　仕事先で、用事があってエレベーターに乗ろうとしても、人が多くてなかなか乗れない。８階まで階段を上って疲れ果てる。また用事があって、下に下りて、用事を済ませてさあ上ろうとしたら、エレベーターは点検中とあり、また階段を８階まで上る。

　そんなことの繰り返しだ。

　満員電車に乗って、下りそうな人の前に立っていたら、その人は結局僕と同じ駅で降りる。

　ある時刻のバスに乗ろうとしたが、バスは定刻通りに発車して、数秒遅れで乗れない。次のバスに乗ろうと思っても、今度は時間が来ても、バスは来ない。

　運というのは、一定しない、いい運があれば、次には悪い運がある。大凶があれば大吉があるようなものだ。

　そう思うと、不運な時こそ期待ができると思えるものだ。