電車の中で周囲にいる人達を観察する。ざっと20人程の人たちを見ると、スマホを見ている人が8人、難しそうな本を読んでいる人が3人、眠っている人が4人、何もしないでぼうっとしているは人が5人。
電車の中の光景も30年前とは随分変わった。漫画を読む子供や学生がいたが、次第に大人も普通に漫画雑誌を読むようになってきた。先日は、サラリーマン風の40歳前後の男性がカバンも持たず、ただ、『少年☓☓☓☓』と書かれた漫画雑誌だけを手に電車に乗ってきた時、時代もここまで変わったのかと驚いた。
それが、最近、漫画雑誌を読んでいる人が少なくなってきたような気がする。隣の人が見ているスマホの画面がちらりと目にはいった。驚くことはない。すでにスマホで漫画を読んでいる人が大勢いるのだ。紙の漫画本を読む人が減ってきているのだ。
そういえば、わたしはこのごろ本を買っていない。以前は100円で文庫本をよくかったものだが、最近はスマホを使って、青空文庫で50年以上前の小説を読んでいるが、これもすでに広まっていることだ。時代はどんどん進んでいく。
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