この前、昇級昇段審査が行われた。
昇段審査は、通常試合を行い、初めての受験で一気に4勝、いわゆる4人抜きをすれば当日一発合格になり、1勝ならば1ポイントでトータル5勝すれば初段になれる。
昨今は、5勝出来なくても、お情けで初段になれる。
初段の価値も随分と下がったものだ。
おっと❗
そんな話をしたいわけではなく、コロナ禍もあり、今回からの昇段審査で、試合ではなく、投げの型が審査の対象になった。
で、中学二年生は二年生だからと言う理由でほとんどが落とされ、三年生は三年生だからと言う理由で合格したそうだ。
それについて、二年生のとあるご父兄が理不尽だ❗7月の審査もそんな理由で合否を決めるなら受けないつもりでいると、愚痴が止まらなかった。
自分は、そう話す母親の脇にいた本人に、「世の中は理不尽な事だらけ。その理不尽にどう立ち向かうかだ。次は二年生だからって落とせないくらい、型を仕上げて臨めばいい。」
と伝えました。
柔道を通して、世の中の理不尽に立ち向かえる強さを身に付けてほしい。
世の中、思い通りに行かないことが8割。
2割思い通りに行けば御の字。
じゃあ、その8割にどう対処するのか、どう立ち向かうのが大切だと思う。
特に親が背中を押して、鼓舞してあげないと。
親が理不尽を愚痴っちゃ、子供も立ち向かう前に、愚痴って腐る。
子供達に、理不尽に立ち向かう強さを教えていきたい。
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