この試合、チャンピオン伊藤のパンチをまとめられる凄さがTKO勝利を呼び込んだ。
相手のエフゲニーは前半は変則的なボクシングスタイル。
頭を低くし、背中をかがめての超接近戦。
しかし、伊藤は相手のペースに乗ることなく、離れたらパンチをまとめて当てる。
素晴らしい対称のしかただった。
エフゲニーは後半、超接近戦も通用しないとなると距離を取ったが、時すでに遅し。
チャンスに伊藤はきっちりパンチをまとめて相手陣営のタオルを呼び込んだ。
最強の挑戦者との指名試合を、最高の形で勝利し、初防衛をすることが出来た。
36年ぶりの日本人のアメリカでの世界タイトル奪取に続き、無敗の最強の挑戦者をTKOで降し、さらなる自信がついたと思う。
伊藤の印象に残っている言葉で、
防衛にはそんなに興味がない。
どんなに強い相手でも戦う。
自分は自分にしかなれないチャンピオンになる。
すごい覚悟だと思ったし、それでいいと思う。
これからも、おもしろい試合をボクシングファンに提供してほしい。
期待しています❗️
初防衛❗️おめでとう❗️