MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



今年は本当にドタバタした年でした。

正直、春先からはキャッシュフローがどうなるか、心底、心配した。心配と言うか、頑張ってもご縁がなければどうにもならないと言う意味では心配しても仕方ない面はあったりするので、なんと言って良いのか分からない部分がある。ただ、ひたすら努力した。ただその努力が報われるとは限らない。そう言うことを実感した。Jobが一度始まった時にする努力とは凡そ異なる努力である。普通の会社員が一生しないような努力を体験し続けているのはある意味独立したからこそなのかも知れない。その点、ポジティブに捉えれば良い体験をしているんだと思う。と言うか思うことにするw。

現実、その努力が結実をし、夏頃に1つ受注してから、比較的上手くプロジェクトが取れ始め、やれることの幅が更に広がったのは良い経験であった。

かなり以前に従事したことのあるインダストリーの戦略、プロセス、マーケティングのプロジェクトに新たに従事したり、それよりも更に前にしかやったことがないインダストリーの別の案件が舞い込んできたり。後者に関しては現在進行系であるが、チャレンジングなJobに従事できて良かったと思っている。色々と新たな枠組みと言うか、今後のことを考えると、Functionサイドからコンサルになった者としては、Industryの幅が広がると困った時にやれると言えるプロジェクトの幅が広がるのでね。


コンサルタントはともするとやれることをやり続けるしかないのか、と思うような時期がある。


IndustryサイドかFunctionサイドかのどちらかを選ばねばならない時がいずれ来るので、ね。おいらは、Functionを先に選んで、その後Industryを選んだけど、ある意味キャッシュフロー的には暫く茨の道かと思っていた。何故ならそもそもの自分のFunctionとエンターテイメント、スポーツのマトリックスはコンテンツホルダーそのものに近付くと儲からないビジネススキームなので。スポーツ業界そのものではなく、そこにめがけて仕掛けてくる様な企業のように、外に行けば、ある意味草刈り場にしている輩や企業もある。が、搾取しているだけでこの業界の醍醐味からは薄れていく可能性も高い。ある意味確信犯的にエンタメやスポーツ業界から儲けようとしている企業もある。まぁ、そう言う企業は多分なくならないだろうし、おいらのFunctionとは基本的に被らないのだけれども、時に害悪になる業態だったりするので、スポーツ業界のクライアントの財務を含めた戦略を考える立ち位置からすると程々にしておいて欲しいと思う時があるくらい。

まぁ、そう言う話はさておき、今年はその手の話も含めて色々と考えた。

本当に色々と考えた。考え過ぎなのではないかと言うくらい考えた。考えても答えは出ないことが分かっていても考えた時期があるくらい。ふと気付いたら大晦日、と言う事ほどではないかも知れないが、歳を取るとときの流れは早く感じる。一年は365日だが、10才の時の1年はまだ10分の1。40才になるとその1年は40分の1でしかないから、早く感じると言うようなロジックはちょっとおかしいけどw、それでも早く感じてしまうものは仕方ない。

現実には、毎日やるべきことを粛々とこなしつつ、奥さんを来年も今まで以上に愛していく生活をしていきたい。

2017年もよろしくです! 



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