MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Facebookをたまたま見ていたら、ICUサッカー部の後輩が学芸大学駅の近くに珈琲屋をオープンしたとあり。


ちょうど、学芸大学駅近くで目黒通り沿いにあるMaseratiのディーラーに行く用事が今日の昼過ぎにあり。その帰りにそのお店に寄ってから帰るね、と奥さんに告げて出てきた。Maseratiでの用事は30分程度で終わり、Facebookに載っていた地図からAndroid autoに連携させてお店まで。


玉奎珈琲と言う名前らしい。


ディーラーからはあっと言う間に着いたのだが、丁度運悪く、店舗の逆側が工事なのと、店舗の目の前がバス停でクルマは路肩に停めることも出来ず、1周ぐるっと廻ってもう一度目黒通りに出てから、ちょっと離れたところに停めて歩いた。


彼はおいらのことを覚えていて、目が合った瞬間に、お久しぶりです、と。


こんなこと言うのもなんだけど、今どきの子は礼儀正しいのですなぁ。お店を運営しているからかも知れないが、こんなに気持ち良く挨拶されると嬉しものですよ。聞けば、ICUを一年休学して、中米に旅をし、グアテマラ?など現地で知り合った方と話をし、豆を取寄せようとしているらしい。アメリカ大陸には、USとCanadaにしか行ったことないので、中南米に行ったことがあるのはまずもって凄いと思う。中南米と一括にしてしまうのもなんだけど、政治経済治安その他で不安が多少なりともよぎるのは頭でっかちか…。いや、なんにせよ、現地に赴いて、豆の買付までしてくると言うのは、そこいらのビジネスパーソンとなんら変わらない。勇気も必要だが、知識や洞察力、契約に至るまでの道のりでの知識に加えて、輸入と言うことにも思いを馳せなければならない。そんなことは中々学生には出来ないと思ってしまうのは、年老いた者の老婆心なんだろう。現に目の前にそれを実現した若者がいる。素晴らしいね、何度も言うけど。

そのお店に置いてあった豆はグアテマラとコスタリカ。そして浅煎り。


詰まり、酸っぱいと言うこと。


おいらの好みは酸味よりも苦味。なので置いてあった豆は買わなかった。酸っぱいコーヒーは本当に苦手なので豆を大量に買うのは少々憚られる…。それでは申し訳ないので、2種あるうちのコスタリカの方の豆でコーヒーを1杯淹れてもらって買い(1杯500円)、そのまま持ち帰って奥さんと共に飲んだ。おいらにとって、cafe e dolceなのであるが、砂糖が店頭に無いと言うこともあり、一旦持ち帰り、ブラック派の奥さんに先に飲ませ、砂糖を後から入れることにした。砂糖を入れれば、多少酸っぱくとも、実は美味しくなったりするもので。彼が希望する飲み方とは異なるやも知れぬが、ミルクだって入れようと思えば入れられるし。奥さん曰く、酸っぱい系だよね、とそのままの感想もあり。ま、美味しかったらしいから良かったかな。


話によると、現地で自分で買い付けた豆のE.A.T.は6月らしい。


税関通過とか、検疫とか、色々と大変だろうけど、自分で買い付けた豆を煎って出したり、量り売りするのは楽しみだろうね。若いうちにやりたいことを見付けてそこに情熱を注げるのは良いことだよね。


車で10分もあれば自宅から行ける場所なので、次の入荷の際にすぐに訪問する旨で、連絡をくださいと伝え帰路に。
楽しみにしています。
そして頑張ってください。



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