先日の土日もおいらはJALで福岡出張に行った。
彼是10何年基本的にはJALに乗って移動する。JAL Global Clubになってからも彼是7-8年かな。結構JALには良いところと言うか、助けてもらっているところもある。Londonを撤収して日本に帰国する時、おいらと奥さんの二人分で多分推定で300kgくらい荷物があったと思うけど、最大25kgのダンボール9つに小分けにすれば追加料金無しで運んであげると言われた時にはLondon Heathrowのカウンターの女性が女神に見えたもんねぇ。何万円、いや何十万円払うんだろうかとハラハラしていたんだけどさ。
で、そのJALが今年潰れた。
潰れたのと一緒でしょ?!完全に法的に整理をすることを回避するために整理解雇をするようなものだ。そりゃそうでしょう。メインバンクとしては債権放棄を迫られた訳だが、コスト体質が変わらなければ追加融資を求められてもふざけるな、となる。但し実際に飛ばす路線の数や飛行機の種類によって操縦士も整備士も揃えなければならないからいきなり全員辞めるなんてことにはならない筈。だから持っているスキルと言うか資格によって残す人員を戦略的に決めている筈。
そんな中、今まで散々高給を満喫してきた筈だが今更ストって言われてもねぇ。
知り合いにも何人かいるけども、キャビンクルーが今更ストするって言っても実際に一つも根拠ないと言うか、一体何を考えているんだか…。潰れた会社が存続させてもらっているだけなのだから、今更スト権の発動と言われても非常に陳腐。無駄なこととは言わないけれども、完全に今更感はあるんではないかい?ストするにしても、それの対抗理由が整理解雇反対と言うのではねぇ。。そもそも会社が無くなる理由はあなたたちだし。労働組合活動をしたから解雇すると言うのでは完全に違法行為になってしまうけれども、今回は普通に解雇するのと違う。労働基準法よりも明らかに上位概念と言うか、それよりももっと上位で国が公共性があるとは言え、一民間企業をどうするかと言う視点で超法規的に諸々手を尽くしているのだから。
とは言え、いざ自分がその立場ならどうするか考えるけども、無謀にもエアバスA380を購入することを決定したスカイマークとか、外資系エアラインとか労働組合活動する前に自己の次の道筋決めていく方が先なのではないかなぁ。自分ならそうする。だってCAなぞ潰しの利かない職種なのだから、次に行き着く先は接客業以外ないでしょう。金融や流通に行けるのではないんだからそうそう枠もない訳で…。
惜しむらくはそのJALに自分としては思い入れがあるんだよなぁ。
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