MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



朝8時前にはマンションを出てVauxhallの駅に向かい、昨晩購入していたチケットで電車に乗る。

隣の駅のWaterloo駅まで行って、繋がっているWaterloo East stationから南下した。Waterloo stationでは朝ご飯を食べたが、ご飯と言ってもクロワッサンとマッシュルームスープ。これが意外に美味しかったりしてちょっとビックリした。そんな劇的に美味しい訳ではなかったのだが、期待値が低いってある意味素晴らしいですなw。

程無くしてWaterloo East Stationから予定通り電車に乗る。

このタイミングでUK用のモバイルをゲットしたのでスマホにTop upをしたりして時間を潰した。Pay as you goシステムなんて言っても普通の日本人には馴染みが全く無いと思うけど、要はチャージ。Suicaとかと同じシステム。無くなったらチャージするのをUKではPay as you goと言う。こんな英語、中学でも高校でも習わんやったよな。。。って言うか、アメリカ人にすら通じないような気がする…。

そんなことを思いながら、殆ど誰も座っていないシートでPCを広げてクライアントワークを1人黙々と。。。

しかし、レールのせいなのか、異常に揺れていてPCの画面を観ていて若干視点が定まらなくなってきたので全部で60分ちょっと乗っているところ40分くらいで断念。あとは奥さんと話して過ごした。長閑な田園風景はなんかやっぱりここはUKなんだなぁ、と言うことがよく分かる感じ。同じような田園風景でも、オランダだとかFranceだとかとはちょっと違う感じがするのは何故なんだろうなぁ、なんてことを思っていたんだが、最終的な目的地であるHeadcornと言う駅に到着した。Headcornと言う駅からはとても歩ける距離ではないのだが、駅前にタクシープールが奇跡的にあり、そこにこれまた奇跡的にAvailableのタクシーが止まっていた。これに乗ること20分。。。Chapel Downと言うWineryに到着した。



こんな感じで一面ぶどう畑。22ヘクタールあるって言っていた気がする。エーカーだったかなぁ。。。えらい違いだねw。



これはChardonnayの木だそうな。二股に分かれさせて他の枝は落とすんだとドイツ式だとか説明をしていた。基本的においらはやっぱりQueens Englishは苦手と言うか、単語をそのままスペル通り読むような発音だとか抑揚の多さから理解するのに明らかに時差があるように思えるんだよね。特に、テロワールが云チャラ、、、と言うようなワイン独特の説明のところでは正直100%言っていることが理解出来た訳ではないなぁ。。8割くらいがせいぜい。。。それでもちゃんと勉強と思って説明を聞いてきました。




このChardonnayが延々と連なっていたねぇ。Chardonnay好きとしては堪りません。



説明が終わって、圧搾の方へと言われたところで積み終わったばかりのぶどうが置いてあった。結構香りが薄めな気がしたけど、ちゃんと香ってきましたね。



これで枝を取り払ったりして潰すんだって説明とか、3-4分の説明がありました。赤と白で違いますとかね。Champagne製法で作っているので、その作り方についての説明は、説明員のおばちゃんのプライドが滲んでいるような勢いでしたなぁ。



外にはステンレス製のタンクがドーンと置いてありました。こう言うところは近代化されてきているんですよねぇ、どこのWineryも。特にUKのワインは思いっきり後発だし、科学的な手法を取り入れているパートが多いみたい。



実際、FranceのWineryの中には、発酵のためにこんな感じで熟成させて立て掛けている時に手でボトルを回したりしているようだけど、そう言うことはしていないっぽい。ま、そりゃそうだよね。何十万本も出荷しているのに手でボトルを回すとか、ちょっとない。。。



その後、テースティングルームへ。3種類って説明書きには書かれていたんだけど、結局7種類も飲みました。



奥さん、この後結構酔っ払っていました。今はニコニコしているけど、かーーーなり顔が赤くなっていましたねぇ。

結論としては、



このBrutがかなり美味しかった。正直、赤は全然ダメ。あれじゃ点数すら付けられないレベル。Blanc de Blancsは賛否別れるレベルだろうなぁ。僕はまだ熟成感がなくてあれを買って帰ろうとは思わなかった。実のところ、ケースは12本だと言われたので多少値は張るが送ってもらおうと思ったが、送料が12本分のワインと同等だと言われて止めた。だから1本だけ持ち帰ることにしたんだけども、何も迷わず結論としてはこのBrutのみ。12本中8本とかにしようと思ったくらい美味しい。これは正直本家FranceのChampagneと全然味的に引け目なく勝負出来ると思うなぁ。

色々と本格的に交渉とかをしたいと思うくらいだった。色々とネットで探していく中で見つけたWineryだったけど、ここは本当に美味しかったと思うな。下手なFranceのものよりも美味しいと思う。そのうち日本向けの正規代理店になりたいな。

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