MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Hawaiiに行く途中で観た映画は何本かあって、そのうちの一つが話題だった「君の名は」。

皆が絶賛するけど、いったいどんなもんなんだろうと思って、何も前調べもせずに観た。が、はっきり言って駄作だと思ってしまったんだよなぁ。なんだろう、余りにも色んなところで良いと言うので、それに乗せられてしまったかなぁ、と思ってしまったんだよねぇ。。。なんだろう、タイムワープ的な、パラレルワールド的な話しが嫌いな訳ではなく。。。寧ろ、我々世代はその典型のドラえもんと言う空想のパラレルワールドのアニメを観て育ってますからね。そう言う世界観とか、そもそも何の話?的なことは全くない訳です。


でもね、映画の進行の設計が雑に思えてね。。


いや、良いんですよ、都内の男子高校生と岐阜の女子高生が入れ替わってもね…。でもね、パラレルワールドの交錯の処理とか、時間軸の置き方とかを、進行上分かりにくいままにして、視聴者に「は?」ってさせるのが狙いなら兎も角、結果論そうなっているのであればダメでしょうね。でもね、そう言う細かい話しでもなく、あれだけ壮大にパラレルワールドの世界観を、一度タイムラインを巻き直させて(男の子の方が何かを必死に思い出して絵を描いたり、書籍をめくったり…)、結局女子高生の居た街の人が死なない様にと言う振りがおばあちゃん世代からの話としても繋がっていたりとか、そもそも男女が交錯したタイミングが実は時間差があったこととか、極めて雑…


で、そうは言っても、そう言うのが雑だとしても、結局、最終局面まで色々と盛り上げていってたのに、最後、新宿駅ですれ違う中央線のすれ違いの一瞬と言う局面で、モヤモヤしている思い出せない思いを交錯させるとか、有り得ないでしょ?!じゃぁ、その前に新宿西口ですれ違った時とかには何故気付かせないのか?最後の最後、生き残った女子高生を含めて、男女のモヤモヤの解消をすれ違った中央線を急いで降りて、更に代々木駅辺りを走らせて、路地で一度すれ違ってから振り返る、、、とかベタベタと言うより何か無理矢理感が最後思わせられ、

え、まさかこれで終わり?

って思わず呟いてしまった...。はい、大政翼賛会的な感じで、皆が良いと言ってて、あいつあの映画の事分かんないらいしぞ、とかアホな話しには付き合いませんのでw...。 

 

正直、機内で良かった、と思った。

 

換言すれば、映画館でチケット買って見るような話しではなくて良かったと思ったのよね。僕はテレビ放送とかされても観ませんな。。。

 

小説 君の名は。 (角川文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/メディアファクトリー


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