『第415回 サッカー観戦記Inter vs Roma…』

今日の試合観戦まではホントバタバタだった。。。

東京にいた時は時間ギリギリまで仕事していたおかげで、オフィスから国立までタクって行ったことはあるが、まさかミラノでタクってSan Siroに行くとは思いも寄らず…18時半過ぎに常見さん（現在ヨーロッパ旅行中の方）とMilano Centraleのマックで待ち合わせして合流。そのままその日の夕方にMalpensaに着いたHiroと合流した。しかし、Malpensaからの高速バスから降りてきた訳で荷物は持っている。当然荷物を置きにホテルへタク。これが思いの他遠く、そのタクを待たせたままHiroはチェックイン。そしてそのタクで3人でSan Siroへ。

まぁ、失礼ながらInter vs Romaの試合でSan Siroが埋まるわけもなく、Porta前のBiglitteriaで普通にBigliettoを購入。ってダフ屋から買ったんだけどね。そのダフ屋、バックスタンドの真ん中辺りって言うから25ユーロで買ったんだけど、実際行ってみたらCurvaの2階席...つまりInteristaのマンマン中（笑）RomanistaのHiroにしてみたら回り敵だらけでしたね…（苦笑）

前置きが長くなりました。

前半0～15分

インテルはベーロンが効果的に動きパスワークが良かった。僕の記憶では随分久々のセリエA登場だと思うのだが、試合間は鈍ってなかったようである。8分にはマルティンス→ザネッティー→ベーロンとボールが繋がれシュートを放つもののゴールキーパーに阻まれた。

ローマは、正直、ホントに申し訳ないが、最初のモンテッラのシュート以後全く見所なし。気の毒になるくらいアタッカンテにはボールが回らない…

16分～30分

インテルが先制。25分のミハイロビッチのFKは目の覚めるような綺麗なゴールだった。左45度。距離20メートル強の位置から左足で振りぬかれたボールは我々の目の前のゴールを揺らした。しかし、ゲームメーキングをするべきベーロン、カンビアッソのボールへの集まりが悪くなり、失速。

ローマだが、トッティーのパスのタイミングが悪過ぎた。持ち過ぎて（ボールをこねくり回していた）モンテッラが欲しいタイミング、コースにいても出しそびれる回数が増えていく。また、カッサーノはトッティーが出そうと思う時に限ってポジショニングが悪かった。

31分～前半終了

インテルはアドリアーノ、マルティンスの連携が悪くなる。マルティンスは一人でドリブルで駆け上がることはできるのだが、周りとの距離があり過ぎて孤立。これはアドリアーノにも言えた。

一方ローマもモンテッラが孤立。これはトッティー、カッサーノとの連携が悪かったせいもあるが、それよりも、両チーム共に中盤をきっちり収めるプレーヤーが不在だったこと、更にとてもレベルの低いパスミスや連携ミスで目まぐるしく攻守が交代していったことによると思われる。

後半開始15分くらいまではホントに両チーム共にプロとしてのやる気を問い正したくなるようなゲーム展開で、正直特筆することはない。インテルはキリゴンザレスがかなり効果的にサイド、そして中への切り込みを試みるが、実を結ぶことは無かった。しかし、今日の18番は光っていたと思われる。

ローマは2番パヌッチが一人前後半を通じて気を吐いていたと思われる。何本も右サイドから上がっては中へ放り込んでいたが、トリデンテに効果的にボールが繋がることはなかった。

最後にはロスタイムに再びミハイロビッチがFKを決めた。ローマGKのペルッツィーは今日はお世辞にも良かったとは言えなかったが、最後のミハイロビッチのFKも一歩も動けずだった。GKとしてのポジショニングはあれで良かったのだろうか。。。前半25分のFKもCurva（ゴール裏）から観ていた我々からすると、壁の数、位置の指示ミスなのではないか、と言える。

2対0でInterは勝つには勝ったが、正直、、、、


凡戦

の一言に尽きる。。。
極めて残念な試合であった。。