日曜日の朝、Milano CentraleからIntercityに乗ってTorinoへ。。
3人とも土曜日のInter vs Romaの試合にはもう辟易していたのだが(RomanistaのHiroは微妙だが…)結構その口直しを期待して電車に乗った。MilanoからはIntercityだと1時間20分。Milanoに来てる人はTorinoもオプションとして考えても良いと思う。TorinoはPorta Novaと言う駅に着く。その一つ手前のPorta Susaと言う駅からの方が近いので、そちらから行くことも考えて良いと思う。
因みにTorino Porta Novaからはバスでも行ける。9番のバスである。駅を挟んで大きな道路の反対側にアーケードがあるのだが、駅を背にして左に随分歩いて行くとバス停がある。その手前にTabacchiがあるのでそこでBigliettを購入すると良い。一枚0.90ユーロ。但し、時間の余裕のある時だけにした方が良い。正直、僕はDelle Alpiに行くのは2回目だがまたしてもタクシーで行った。。全然バスが来なかったからである。
そして、チケットであるが、Delle AlpiはSan Siroと比べても高いのでご注意。まぁ、これを目的に来ている人はどうでも良いのかも知れないが、2階席バックスタンドで50ユーロもする。これは少々異様に高い。San Siroの2階席バックスタンドは25ユーロから30ユーロくらい。勿論正規料金の話である。ダフ屋や、馬鹿みたいに値段を吊り上げる日本の旅行代理店で購入した人はもっともっと高い料金で見ているのであろうが…
行き方とチケットの説明はこれくらいにして、サッカー観戦記。
正直、上述の通り、口直しを期待していたのであるが、ホントに・…
史上稀に見る凡戦
であった。。もう涙が出るくらい酷い試合。Udineseは全く集中しておらず。折りしもドイツでは審判に絡んだ八百長疑惑が出ているが(と言うかもう疑惑ではなく、犯罪だが・・・)Juveから裏で金貰っているのではないかと思わされるくらい酷い試合だった。開始30秒くらいでいきなりイブラヒモビッチがススーっと抜け出してゴールを決める。まだ席に着いていない客も多かったのではないだろうか。。
Udineseは中盤でゲームを作る選手が全くいなかったと言える。特に23番のマウーリは酷かった。一体どちらに向かって攻撃しているのか分からないくらい相手ゴールに背を向けたままプレー。Sportsnaviの予想では控えだったが、もうずっと使われない方が良いのではないかと思った。DF→MFを経由してボールが回ることは前半は殆どなく、中盤を完全に省略していきなりFWにボールを当てる作戦だったようだ。つまり、8番のピサーロ、11番のファーバも含めている必要がなかったと言っても良いくらいである。ロングパスの精度が高ければ10番のディミケーレもボールをもらえただろうに、そのボールもホントに一体どこを見て、どの程度の強さ、速さのボールを蹴っているのか全く持って意味不明なために、全然繋がらず、ディミケーレは中盤に下がってくる。しかし、ボールはその遥か上空を越えていく。。。悪循環の典型パターンであった。。
そんなUdineseを相手に前半開始早々にイブラヒモビッチ、トレゼゲ(17番)、デルピエーロ(10番)のトリデンテがゴールを決めたものの、枠を捉えきれないシュートが何本かあっただけで、全く冴えない。。28番のカンナバーロ、19番のザンブロッタ側からのボールは何本か入ったものの、こちらも8番のエメルソンも何とも冴えない…
そんな中、16番のカモラネージが一人気を吐いていた。後半開始4分のドリブルからデルピエーロとの1-2の後に放ったシュートは綺麗にゴールマウスを捉えた。これはまたUdineseの守備陣が集中していなかったためのような気がしている。。
Udineseは14分に6番のヤンクロフスキーが攻め込み、中に放り込む形を作ったのがこの試合唯一の惜しいシーンであった。Udineseはヤンクロフスキーだけが唯一合格点を与えられる動きだったように思われる。
結果的に締まらない試合を象徴したかのように、最後の最後でUdineseが1得点して試合はJuveが2対1で勝ったものの、50ユーロ返せ!!と叫びたくなる試合であった。僕が今迄観て来たサッカー(恐らく200-300試合くらい?見ているが)の中で最低の試合だった。。。
もう、ホントにホントにホントに疲れた…
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