MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



多分人さまよりも濃い仕事時間を過ごすことに恵まれているのかなぁ、と自分でも少し思っていた。

現在いわゆるコンサルファームに所属している人の数は、労働者人口の中で相当パーセンテージとしては少ないだろう。またそもそも残業と言う概念がないので、どこからどこまでが定時で、なんて言えないのであるが、30代半ば近くにもなって連日3時、4時まで仕事したりする。勿論土日も出ずっぱり。。

でもそう言う仕事の仕方を選択していた。遣り甲斐と給与が大きな要因だろう。これで遣り甲斐がなかったり、給料が安かったりしたらとっくに辞めてるし、そもそも成り立たない仕事だ。マゾ的にこう言う仕事が好きなのは、遣り甲斐と給与以外に何かあるとは思うが(自己顕示欲が高いんだけど裏方から世の中に貢献する、のが好き、とか…)まぁそれは人それぞれだと思う。

今またコンサルに戻って、人生で初めて仕事するのがツライと感じていた。ボスと話していると血圧が上がるのが分かるし、緊張で汗が止まらなかったり…。このままだとホントに死んじゃうかなと思ったけど、多分コンサルじゃなくても誰でも一度は通る道なんだろう。道と言うより壁と言うべきか。。

ボスと話した。

出来ている部分、出来ていない部分、期待しているからこそ(コンサルが言う言葉とは思えないけど)育てる気があることも。だからこう言うやり方で少しできていない部分を補え、それが2-3ヶ月掛かるのか半年掛かるのか分からんが、ここを乗り切れ、と。ツライのは分かるが、そうしないと次はない、と。

昨日から考えを改めた。やり方はまだ確立できていないかも知れないが、自分の仕事のやり方変えていきたいと思う。今まで、自分は頑固だと思っていたが、ボスはとっくにお見通しだった。その部分変えれば絶対伸びるんだ、と。

今までの33年の間、親でも友達でもなく、一番自分を変えてくれたのは奥さんだけだった。コミュニケーションの取り方は、人がそれぞれ育ってきた環境やら友人関係やらで恐らく規定される。そのやり方を変えることは一朝一夕では多分無理だろう。それでも一緒にいて楽で安心していけるよう、なるべくなら無用な諍いを起こすようなコミュニケーション方法を避けるべきと思ったのは奥さんと何度も喧嘩したからだ。それでもおいらと一緒にいてくれて、おいらが変わるように何度も話したからだった。

奥さんとは違って仕事上の関係だけだけど、自分が変わろうと思っている今、素直に仕事のやり方を改善していきたいね。


コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )



« 成田へ… ツライ… »
 
コメント
 
 
 
Hi,ご無沙汰です。 (kan)
2007-10-07 20:29:04
池ちゃん、変わったね。
ありのままブログに書いて、素直にうけいれられて、そんなあなたもすごいし、彼女との出会いもあって
なんだかすばらしいお話。
 
 
 
体は壊すな! (ちゃあ)
2007-10-07 22:19:57
30過ぎてのマネージャー職への転職は
周回遅れでスタートして短期間(3ケ月?)で追いつき、逆に集団を引っ張ることを求められるから
大変ですね。
がんばりも必要ですが、体は壊さないように。
Work Balanceが取らないと、まだまだサラリーマン生活は長いから....
 
 
 
ありがとね。。 (KEN)
2007-10-07 23:03:26
Kanは最近元気ですか?
何気に我々の結婚式以来会ってない気がするんだよね。。

こっちが全く落ち着いていないのですが、奥さんとは是非会ってくださいね。
 
 
 
ありがとうございます>ちゃあさま (KEN)
2007-10-07 23:08:29
先日は途中で帰宅してしまい余りお話する時間がなく。。。

ちゃあさんはコンサルの時、色々とどうされていたのですか?

僕は確かに周回遅れっぽいです。

できていない部分を認識しているだけまだましかも知れないとボスには言われましたが、事実としては周回遅れなのは間違いないです。キャッチアップしていく必要があることを認識すればその後の行動を修正することができていけるとは思いますが…。

そう言えば就職活動のときもそうでした。場数を踏めるだけ踏もうと思い、OB/OG訪問を死ぬほどやりましたが、やり方間違っていたら先には続かないんだ、と。それに気付かせてくれた先輩のアドバイスの後、僕は軌道修正ができたことを思い出しました。

ちゃあさんの経験から、今回のコメントのようなアドバイスを頂いていると思っています。ありがとうございます。

またゆっくりお話させていただく時間を欲しいところです。
 
 
 
へ~ (みゆき)
2007-10-07 23:15:22
 ken自ら「自分を変える、変わろうと思っている」なんて、凄い言葉が聞けたわ!14年前には絶対あり得なかったね~。(比較する時代が古すぎるか!)
 私たちの業界も、土・日・深夜日中関係ない職場ですが、これが出来る歳はもうそろそろが限界です。kenの業界は、年齢ない?
 私もやりすぎてたとき、体調を崩しました。まず生活から変えられたのは夫のお陰かな。人間が変わったかは分からないけど、配偶者って凄いよね。奥様大切にね!
 
 
 
ほんと体は大切に! (megumi)
2007-10-08 00:29:10
がんばってしまうのは
やる気のなせるワザですが・・・
(壁にぶつかったのは、新たな飛躍のステップですし。)
ほんと体は大切にしてくださいね~。
奥様のためにもね。
 
 
 
そうねぇ。。 (KEN)
2007-10-08 08:29:59
思いっきり年齢関係あると思います。
30代半ばともなるともう結構ツライものがありますよ。
話をしたボスは、かなり体力あるほうで、とても40過ぎてるとは思えません…苦笑
かなり徹夜とか続いてもだいぶ後まで倒れなかったと言ってましたし。
僕は既に入社二ヶ月でカゼひきました。
まだ倒れたりとかはしてませんけど…。

奥さんの影響力は相当大きいよ。
自分を変えようと思ったのは、やはり奥さんとの会話だったかなぁ。。
Londonにいるときだからまだ奥さんじゃなかったけどさ。
色んな意味でうちの奥さんが凄い努力する人って知ってて、それは仕事面だけじゃなくて、プライベートの生き方でも。だから自分も色々と変えていこう、と。変えていこうと思った要素は自分自身のみの問題と言うよりも他人とのコミュニケーション、特に奥さんとのコミュニケーションの方法だったけどね。

偉大ですよ、ホント…
 
 
 
ありがと>megumi (KEN)
2007-10-08 08:33:06
ホント、仕事のやり方変えないと、と言っていて体壊したら何の意味もないよね。。

でも、逆に今頑張って変えていこうと思っているやり方を身に付ければ無駄に3日連続徹夜とかそう言うことをしなくて済むようになると思うんだ。

だからそうなると自分の体も守れるし、奥さんとの時間も作れると思うの。

奥さんとは常にどういう形で家庭を作っていきたいか話しているのね。当然今のような仕事のやり方には不満があるだろうから、このやり方を改善して家庭を両立させていきたいと思ってます。
 
 
 
手抜きも必要 (ちゃあ)
2007-10-08 22:53:32
長い人生、走り続けることは不可能なので
適当に 息継ぎして、たまにオーバーホールする
ことで心身ともに新しいことにチャレンジできるようになると思います。

ゴルフと一緒でサラリーマン生活は技術以上にコースマネジメント重要。力が入るとミスショットになります。(ゴルフやらないんだっけ?)

時間ができたらご飯でも行きましょう
 
 
 
是非。。 (KEN)
2007-10-10 20:13:03
この状態で時間が作れるとはとても思えないのですが、何とか時間を捻出したいと思います。

宜しくお願いします。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。