MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



キリンカップ、対コートジボアール戦、結果から言えば雨の中1対0で勝利した。

布陣から言えば、今何故日本代表に選ばれているか全くもって意味不明な川口ではなく、楢崎がGKだったことは先ず今後の戦い方として大成功だったと言える。GKの起用と言うのは結果論から積み上げていく部分が非常に大きい。Jの試合如きでパカパカと失点している川口ではなく、楢崎と言うのは最早当然の選択肢であったが、楢崎が代表で無失点に抑えたと言うこの事実が大きかったりする。こんな条件の悪い中失点をしなかったと言うことだけではなく、前半終わりかけの左サイドからの攻撃、ロビングボールにフィスティングで対応して難を逃れたシーンなどは、バーレーン戦で飛び出しに失敗した上にフィスティングも失敗した川口とは雲泥の差であることは衆目の事実である。

また、21歳長友の起用は誰もいないから仕方なく、ではなく、起用は当たりだったと言える。ただ、連携はまだ今ひとつだったかとは思うが、デビュー戦からバッチリ4バックに当てはまるなんて言う選手はいない。ましてやトゥーリオが上がりまくったりしてカバーしなければいけないのではないか、と思っているであろう中自分も上がるシーンを模索しているのであり、そんなことを大学生Jリーガーに全部一人で考えろなどと言うことは詮無い話である。

久々に松井を見たが、練習を積み重ねていくうちにますますフィットしていくだろうね。前半の途中から左サイドに流れることが多かったと見受けられるが、どうだろう、右よりもやはりルマンでやり慣れた左サイドの方が合っているのかも知れないね。

今日は今野がボランチに入っていたが、あのポジションは安泰なのかなぁ。。小野か稲本が帰ってくればそこに当てはまる気がするし。また中田浩二が帰ってきたらポジション争いが激しくなるでしょうな。真ん中4枚は中村憲も今日はベンチだったし、来週は俊輔が確実に入る。今日は4-4-2だったが、パラグアイ戦は3-5-2とかにして真ん中を厚くするのかな?それか4-5-1か。コートジボアールは3トップだったからそれに合わせたのだろうけど、パラグアイ戦は変えてくる気がするなぁ。

しかし総論としては、後半特にボールが落ち着かず、まるで小学生のように馬鹿蹴りするシーンが目立ったのは非常に残念だ。誰かが一度ボールを持って落ち着かせ、上がるなら上がる、留まるなら留まると言う判断を適切にしてゲームをコントロールして欲しいものだ。そうでなければ意思統一のないまま、変にトリッキーなプレーに終始して結局奪われたり、セカンドボールに対する対応に統一感がないままになってしまう…。

パッと思いついたのはヒデだったなぁ。。

たらればなんて全く意味が無いんだが、ヒデみたいなのがいればホント、攻撃までの繋がりと言うか、落ち着かせ方、試合の流れの引き戻し方なんかが完全に変わるんだけどねぇ。。。

これで高原のポジションも完全に安泰ではないことが証明されてしまい、むしろ、大久保、玉田、矢野と序列が決まりその後と言うことになってしまった。状況的に高原は出さない、と言うことだったのであればこの序列はその限りではないのだが…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『徐々に…』 『頭痛で…』 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。