和歌山マリーナシティから明石港へ航海中の7月13日、その頃家内は神戸元町の包丁屋さんへ
出掛けていました。
家内が、我が家へ嫁いだ時に義母から、新品の銘の入った堺の出刃包丁を貰ったそうです。
43年間使い続けた包丁の柄の部分が、鯛の中骨を切っている最中に外れてしまいました。
一年程前に私が、ボロボロになっている木の柄を交換して一度は復活させたんですが、今回は、柄の刺さっている部分の
鉄の軸が真ん中付近が細くなってしまっています。
家内は、形見の包丁だから、直して来ると出掛けたんですが、やはり無理だったそうです。
形見の包丁は、引取って供養してもらい、新しい出刃包丁を買って来ました。
家内は、翌日の14日、私がLINEで、「釣れたよって」連絡した明石鯛で出刃包丁の試し切りを楽しみにして
自家菜園の畑へ大根と大葉を取りに行き準備していました。
私が、釣れた明石鯛を持って帰宅したら、ギックリ腰が再発したらしく寝込んでいました。
結局、私めが初試し切りを行う事となりました。
食材が、こちら、45cmの雄の明石鯛様です。1時間前に〆ております。
5枚に下ろして、今回は、明石鯛の炙りです。
皮をバーナーで炙って氷水に潜らせ刺身にしました。
皮と身の間に旨味と栄養が有るって聞いた事があります。
切れ味?こんなもんじゃないって感想です。今までのが良く切れていたんで。
和包丁は、使った後の仕舞いが大変なのです。
直ぐに洗って、拭いた後にサラダ油を塗って、キッチンペーパーに巻き包丁入れへ
仕舞います。でも、40年も使わないでしょうね!
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