例の如く文字量OVERで分割。
- シャーシのみ販売品なので、それ以外を別途揃える必要が発生
- 一通り揃えて、まずは一旦の完成となった
🔶組むのに用意したモノ
▲今回こそは銀ピカ純正ホイールを使う! という目標あり、タイミング的にコレになった。
Item No:95666 ミニ四駆特別企画(パーツ) フルカウルミニ四駆30周年 スーパーハードローハイトタイヤ&マットグリーンメッキホイール/FULLY COWLED 30TH ANNIV. SUPER HARD LOW PROFILE TIRES & MATTE GREEN PLATED WHEELS
ところが実体はその純正メッキがあまりに酷く、大後悔と大失敗。まさに「コレクションにおすすめ」 素材はポリプロピレンで、同時期に発売された『スーパーハード小径ローハイトタイヤ (26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)』などだと、「カーボンファイバー配合樹脂製のホイールは強度が高く、跳ねにくさも特徴」とのこと。このメッキだけ何時までも売れ残ってる時点でやはり察し。
リアル 4 輪は練習だけでレースは未経験なのですが(やっぱりオフロード)、まああっちは言ってみれば『キャストホイール』みたいなモンなので、2 輪と 4 輪、マシンの重さ、サイズによって変わる、ってことなんでしょうね。どうにも飲み込めなくて毎度、腐心するんですが。
▲ホイール&タイヤ以外はベタなラインナップ。
- フッソコート 620 スチールベアリング( 4 個)/ミニ四駆グレードアップパーツ No.393 Item No:15393
- トルクチューン 2 モーター/ミニ四駆グレードアップパーツ No.484 Item No:15484
- FM-A シャーシ セッティングギヤセット/ミニ四駆グレードアップパーツ No.516 Item No:15516
- フッソコートギヤシャフト(ツバ付 2 本)/ミニ四駆グレードアップパーツ No.400 Item No:15400 ※そこ! 突っ込まない!!
- 60 mm 中空ステンレスシャフト/ミニ四駆グレードアップパーツ No.440 Item No:15440
YouTube の方でちと 130 モータについてやりとりがあったので、簡単に触れておきますね。
🔴マブチの工作用モーター
《現行品はこの型番になる》
FA-130RA
模型・工作向
モーターベース・二段式プーリー付き
性能表|単3乾電池使用時
使用電圧範囲/1.5 〜 3.0 V
適正電圧/1.5 V
適正負荷/0.39 mN·m ( 4.0 gf·cm )
無負荷回転数/8,600 r / min
適正電圧・負荷時の回転数/6,500 r / min
適正電圧・負荷時の消費電流/500 mA
シャフト径/2.0 mm
重量/18 g
外観寸法/25.0 × 20.1 mm
金属ブラシ
フェライトマグネット
🔵TAMIYA ミニ四駆グレードアップパーツ No.484 Item No:15484
トルクチューン2モーター/TORQUE-TUNED 2 MOTOR
【 基本スペック 】
適正電圧/2.4 ~ 3.0 V
推奨負荷トルク/1.6 ~ 2.0 mN・m
回転数/12,300 ~ 14,700 r/min
消費電流/1.7 ~ 2.0 A
※推奨負荷トルク時
金属板ブラシ
※マグネット記載はナシ
重さの記載もなかったので、これはなんかの折に量っておきますねー。
そもそもの適正電圧が違いますよね。ノーマルの 130 は乾電池 1 本でも動くことを想定していますが、ミニ四駆は 2 本対が基本なので端から 3.0 V 設計になっています。
そういう意味ではマブチの 130 で詳細型番違いの『FA-130RA-18100』系の派生版とか考えてもいいのかもしれません。どうせマブチ製なので。
以下は、「やれることはなるたけやる」姿勢で挑んではみたものの、なんと『カーボン強化ギヤ G 13 ・ 8 T ピニオンセット/ミニ四駆グレードアップパーツ No.462 Item No:15462』が長らく入荷が途絶えているようで、クラウンギヤの G 13 に該当するカーボン強化 type がバラした部品を整理して収めているケースの中にはなく、「ピニオンギヤだけがカーボン強化 8 T になるのはさてさて困ったのー」な折り、気が付いたモノ。
ただし、脆²で簡単に崩壊した紙箱を開けて解ったのが、本来はこの写真の縦置きが正しい置き方(ガンダムカラのことね)。店内では横倒しの平積み状態で永年放置されていたようで、中身が完全分離して寄っちゃってること。見た感じは溶剤が揮発し切っている感じはないですが粘度は相当に高くなってはいるので、まずはうすめ液で希釈してみます。真・溶媒液はプラスチックへの攻撃性が高まるので、なるべく使いたくない。
とは言っても、今、めちゃ話脱線してますが、旧キットだろうと成形色生かしが信条なので、冷静に考えたら使いみちなかった……。あぅ_| ̄|○
まあこのご時世、ビニール袋に何も言わずに入れてくれるのは旧いと言えば旧いが良心的と言えば良心的なので、その辺のバランスの取り方なんでしょうね。ああいう店は。そもそもが、風呂敷時代、盗難&窃盗が絶えないから店舗側がビニール袋を用意して入れる、っていう流れになったんすからね。だから今のあの店内放送はほんと、ナンセンスなの。
「カバンなどの口は閉じた状態で〜」だと? じゃかしいわ❗💢❗っていっつもガン無視してます。クレームはポエマーにどうぞ
▲この、FM-A シャーシ セッティングギヤセットは、計算するまでもなくどうやってもお得。
が、その存在は今回始めて知りました。相変わらず阿呆だ〜
▲問題になったカーボン強化のクラウンは入っていないがピニオンはカーボン強化だしツバ付きシャフトもフッ素コート品。加えて、カウンターギヤ内に入れられるベアリングまで入っている。お得過ぎる。
というか、何故に TAMIYA は “ フッソ ” 表記を続けてるんだろ。商標関係とかなんかなん?
あとですね、この「コート」がどういう style なのかも注意必要ですね。フッ素コートって凄くよく耳にするメジャー品ですが、ただ塗布するのか焼き付けるのか、フッ素樹脂なのか。はたまた塗料なのか、色々あります。今回、いよいよ本格導入する『フッソコート 620 スチールベアリング』も「フッ素樹脂配合のメッキ加工により」と明記されています。先程書いている、「メッキもピンキリ」だし「鍍金が剝げる(めっきがはげる)」というネガティブな慣用句もあるくらいなので、過信は禁物です。
それと、この set に入ってる中空プロペラシャフトが後々、混乱を引き起こしますぅ〜。
🔶さていざ組み始め
▲モータの慣らし。ある時期から取り入れてるが、一説には使い古しの電池がよいとのことをつい先日知ったばかりで、探した中で唯一ヤレ気味の2本を投入。それでも元気な方。今後はマンガンで2本取っておこう、電池廃棄の日に捨てないで。
というか、FM 系はすべて走行状態では通常とモータ軸は逆回転なんですよね。シャーシそのものがノーマルの片軸をそのまんま前後逆にしただけなので。
なんか、うへぇ~。逆走老害じゃん(ー_ー;) ①に UP してあるショート動画、ジプニー / クリヤーオレンジボディ仕様は、お約束だったんですね……
#ミニ四駆 #REVシリーズ #ジプニー / #DYIPNE ( #FM-Aシャーシ ) Item No:18717 #クリヤーオレンジボディ 仕様
▲袋から出した時点で既に不信感プンプンだったメッキホイール。
このメッキがどのようにおこなわれたのかは当然解らないのですが、ランナーが反ってる。一般的にメッキ槽にざぶっんと漬けちゃう電気メッキを想像しますが、あれ、樹脂製には使えない筈。今回の感触からは、コストも勘案するとメッキ風塗装なのですが、にしてもこの反りが不満だし不信感 UP に寄与したことは言うまでもありません。
▲ただ、これもここ1年くらいで知ったハトメやシャフトベアリングと接する部分の処理。
最新のホイールに多く見られるらしいんですが、面取り処理(加工)をすることで接触面積が減り回転時の抵抗を低減させる効果があるそうです。まあ、摩擦係数(μ:ミュー)を考えればご尤もで。この部分だけは「やれることはなるたけ」をクリアする要件のひとつにはなりそうです。ホッ💨
▲しかし、思いもよらないところでトラブル勃発。なんと純粋FMシャーシはツバ付きが駄目らしい。ビッくらポン。
これは、たまげましたね。片軸 = ツバ付き、だったので「何が起きた??」と大混乱。
調べてみると、ノーマルの FM シャーシはツバ付きではなく両軸モータシャーシで使う “ ストレート ” が使えるそうです。ほら、シャーシだけ買って取説ないので知らないんです。こういうことを。
して、「あー、この部分だけは手持ちだとノーマルのシャフトになるなー、時間的にも」と項垂れて、ひと休憩入れた折り、バラしたパーツを整理 & 保管している BOX × 3 とは別に、フック掛けで管理している別室のパーツコーナを漁ってみたら(プラモデル用とかごっちゃなの)、なんと出て来ました。『フッソコートギヤシャフト(ストレート 2 本)』が。(どうしても “ フッソ ” がいいのね……💧 「素」が嫌いなのかなー)
▲いやいや、これには驚いた。まさか片軸モータでストレートシャフトを使う日が来るとは。もちろん、レギュレーション上、問題ナシ。
しかも、これまた投げ売りのサルベージ品らしく、プライスラベル《54円》……。オイ²(;一_一) てことは、消費税 8 % 時代にサルベージした商品じゃん……Ω\ζ°)チーン
「ある日おじいさんはいつものように山へしば刈りに行って、おばあさんは井戸ばたで洗濯をしていました」
ネット購入だけがすべてじゃないってことです。やはり情報と鮮度、驚きの出逢いは足で稼がないと何時の時代も駄目なんです。まあ、今はその足も開張足という症状に苦しめられ、本来は車イス生活なんですけどね。それは嫌だしステロイド注射なんて以ての外なので我慢と、長距離遠征時などはテーピングで必死で耐えてます。旨味に苦しみもまた set ですから。
▲ひとまず、一見するとタイヤ履く以外は済んだ状態。に見える、だけ。またトラブルが発生。
▲それが、現時点に於いて不具合の原因になりそうなプロペラシャフト問題。全長が長くシャーシとは接触しない(水色↑↓)反面、スーパーギヤと接触寸前(左黄色↙部)。代わりに、カーボン強化のクラウンギヤとはガッチリおいしいセンター部と噛み合い(黄色↙部)、『駆動伝達』に着目すれば「理想」に近くなる。(実車に於いてもプロペラシャフトが果たす役割は非常に大きく、かつそれ故にトラブルを引き起こす原因にもなりやすい。あと、激重)
この写真で入れている中空プロペラシャフトは、FM-A シャーシ セッティングギヤセットに含まれる物で、つまり一般論では「ホイールベースが少し長いスーパーX / スーパーXX用」、ということになる。しかし、FM-A 用に同梱されているのだから 🆗👌? でもある❓❓
▲で、こっちは謎の中空プロペラシャフト(その辺に転がってた)。短い。というか、対シャーシでジャストフィット過ぎる。上写真の中空プロペラシャフトとは逆で、シャーシとはモロに接触する(水色↑↓)が、スーパーギヤとはどうやっても触れない(左黄色↙部)。そして、カーボン強化のクラウンギヤとは、そこまで「許容できない」噛み合い具合でもない(黄色↙部)。
▲グレードアップパーツとして販売されている中空プロペラシャフトは、ギヤに段差が付いていてシャーシとの接触面積を減らすことで摩擦抵抗を抑える狙いがあるらしく、逆を言うと「接触前提」と捉えることも出来る。写真を凝視すると、そもそものギヤ山部の奥行方向の面積が小さく、代わりに、その段差の面積(ギヤ山部レス)が FM-A 用同梱品より広い。
長さが違うのは事実だし、その長さ分、質量に差があるのも計測済み。別売のグレードアップパーツとして広く出回っている『1.4 mm 中空軽量プロペラシャフト (スーパー 1・TZ シャーシ用)』ではないのも確実。あれはギヤの色がグリーン系だから。
※つうか、中空プロペラシャフトについて TAMIYA に問い合わせして回答貰ってたな。mail 漁るわ。
そもそも、こんにちまで浮いていたのもそうだし、中空シャフトに興味を持ったのも東京大会で同じ VS 使いの人に話し掛けたのがキッカケで(しかもそれはホイールシャフトの方)、それから購入した訳ではないという、謎だらけの部品。今回の FM 強化シャーシのように、何かの折にサルベージした可能性は否定出来ませんね。稀におかしな価格で投げ売られてるの遭遇するので、色々な部品が。
▲Digital データ出た。少なくとも2019年2月20日(水)以前に入手。物は、『ミニ四駆グレードアップパーツ No.206 2.0mm中空軽量プロペラシャフト(タイプ5シャーシ、スーパーFMシャーシ用) Item No:15206』
【使用可能マシン】 タイプ5、スーパーFMシャーシ
▲挙げ句、呆れることに重さも計測してたらしい。この時の記録で、1.0 グラム。
わざわざ、2.0 mm 表記があり、これまた存在を知らない『スーパー FM シャーシ』対応、ということは先の 1.4 mm では当然「短いんです」、ということになり、要は、「最低でもこの長さは必要」、という意味でいいと思います。
ですから、段付きにして接触面積を減らしていることと、案外、クラウンギヤとしっかりと噛み合っていることを見れば、今の所、これでも問題はなさそうです。
TAMIYA からのメールは発掘出来ましたが面倒なので、また折を見て。まったく別のシャーシの際の質問だったので、話がややこしくなっちゃうので。
▲純粋FMシャーシでも後期型にあたるので、フロントバンパのネジ穴は内側も外側も貫通している。逆に、シャーシ中央張り出し部は貫通していない。(水色◯枠) あの標準で付いてくるローラー用特殊形状ネジをまるで信頼してないので、すべて貫通固定している都合、まず - 2 サイズ小さなピンバイスで下穴を開通させ、次に - 1 サイズ小さいピンバイスでその穴に沿ってやや広めに切削。作業により出たバリなどをキレイにして、それからネジ通しで固定。
ちなみに、フロント側ローラの固定時、ネジがもの凄く加熱して指、火傷しました。(黄色◯枠) 別に電ドラとかは使ってなく、利き手で製品付属のちび工具でせっせこ締め込んでただけなのですが。
「★強化素材のため、ビスのしめこみがきつい場合があります。」 by FM 強化シャーシ(レッド)、と書かれていて、緑→部を通る僅かな距離の間でもとんでもない熱エネルギー = ロスが発生してたってコトDEATH。反対側作業時は耐刃手袋嵌めて作業しました。とんでもない熱さでしたからね
▲おのれ、レッドめ❗ 次こそは覚えていろ
実はこういうことって、『回転』が発生する、ミニ四駆に限らない運動系に触れる際の、あるヒントにもなるんですよね。
▲初めてのスーパーハードタイヤも嵌めて、ひとま車台は完成。
ちな、このスーパーハードタイヤの効能は、
「キット標準タイプに比べて硬く、ローグリップのため、コーナリング時にスピードが落ちにくく、ジャンプの後の着地でもマシンが跳ねにくくなります」
とのことですが、さすがのワタシも知っている俗称 “ マルーンタイヤ ” は
「スーパーハードタイヤよりもさらにグリップを落としたタイヤ。フロントに装着しマシンの回頭性を高めたり、左右のどちらか片側だけに装着すれば、内輪差による走行抵抗を滑ることで打ち消したり、リヤに装着させてジャンプ時にスピードを落としてコースアウトを防止するなど様々なセッティングが可能です」
、ともはや訳の解らんことが書いてあります。
▲過去写真流用。
でも、軽量、小サイズのミニ四駆だと、どうもそうじゃないんですよね。トップランカーが揃いも揃って摩擦係数を激下げしたマシンなので。SUGOの 大坂(スポーツランド SUGO / 宮城県柴田郡村田町菅生)で 4 st 450 cc が易易と登っていくのと 2 st 80 cc が青息吐息で登っていくのに似たモンかな? って。
▲なんてことなく見えるのは、マジの気の所為。
▲これでもイマイチ何言ってるのか解らないと思う。
▲この写真でマシンと周りの木々、「SUGO」の上の観客のSizeなどを計算すれば、解るひとはいるかも。もちろん、現地行くのが一番手っ取り早い。
まあ、2 輪と 4 輪カートは荷重 & 抜重も重要なので、すべてが一緒でないのは百も承知ですが。
旧新橋 TAMIYA のコースではそういうトラブルはなかったのですがねー。やはり公式大会は手強い……。
と、またも文字数OVERなので、つ〜づく。