
とても悲しいことですが、国内最高齢であり多くの人から愛されてきた、アジアゾウのはな子さんの最後のお見送りに、井の頭自然文化園(動物園)に足を運んできました。
はな子さんに出会ったのは、もう10年近く前になります。地元なのになかなか行くことのなかった動物園に、彼女を誘ったのがきっかけで、その時驚いた印象が、今でも忘れられません。
「こんな住宅街にゾウがいるなんて!」
と。
それ以来、彼女の生い立ちや暮らしぶり、長寿らしい穏やかな性格、心和む情景と仕草に、いつも安らぎをいただいていました。
お年ですから何かと体調を崩すことはありましたが、節目の70年はまたみんなでお祝いしたいな、と思っていたので、淋しさでいっぱいです。
当日は、飼育員リーダーの状況説明もあり、最後の悔しさを滲ませ声を詰まらせるところでは、さすがにぼくも涙をおさえきれませんでした。
タイからお引っ越しする際に尽力してくれたという、サラサン一家も来られていましたが、その親族が
「(他界した)父と今頃は天国で再開してるでしょう」
という言葉通り、また時世で幸せに暮らしてもらえたら、すこしは淋しさ、悲しさも和らぎます。
サラサンファミリー。
タイと日本の親善の架け橋でもあり、彼女のいない広場は、とにかくただただ心にぽっかりと大きな穴が開いた状態ですが、今は安らかな眠りを祈るばかりです。
献花をしながら、最後の感謝の気持ちを伝えました。
長い間、窮屈なこともあっただろうし、お疲れさまでした。今まで、本当にありがとう。どうか、ゆっくり休んで、好物の果物とかをお腹いっぱいに食べてください。
あなたのことは、忘れません。

やかん
はな子さんに出会ったのは、もう10年近く前になります。地元なのになかなか行くことのなかった動物園に、彼女を誘ったのがきっかけで、その時驚いた印象が、今でも忘れられません。
「こんな住宅街にゾウがいるなんて!」
と。
それ以来、彼女の生い立ちや暮らしぶり、長寿らしい穏やかな性格、心和む情景と仕草に、いつも安らぎをいただいていました。
お年ですから何かと体調を崩すことはありましたが、節目の70年はまたみんなでお祝いしたいな、と思っていたので、淋しさでいっぱいです。
当日は、飼育員リーダーの状況説明もあり、最後の悔しさを滲ませ声を詰まらせるところでは、さすがにぼくも涙をおさえきれませんでした。
タイからお引っ越しする際に尽力してくれたという、サラサン一家も来られていましたが、その親族が
「(他界した)父と今頃は天国で再開してるでしょう」
という言葉通り、また時世で幸せに暮らしてもらえたら、すこしは淋しさ、悲しさも和らぎます。

タイと日本の親善の架け橋でもあり、彼女のいない広場は、とにかくただただ心にぽっかりと大きな穴が開いた状態ですが、今は安らかな眠りを祈るばかりです。
献花をしながら、最後の感謝の気持ちを伝えました。
長い間、窮屈なこともあっただろうし、お疲れさまでした。今まで、本当にありがとう。どうか、ゆっくり休んで、好物の果物とかをお腹いっぱいに食べてください。
あなたのことは、忘れません。

やかん