
車種が車種、年式が年式なので、始動前点検は、まあ、最低必要項目は実施しています。
そんなある日、エンジンルームはバッテリーの都合、必ず開けるのですが、アクセルワイヤーを押してみると、なんと戻って来ない。寒さ、というよりリンケージ部の油が逝ってしまったみたいです。
実は、これよりもかなり前、夏季にも係わらずシフトロッドがバッキバキに固くなり、シフトチェンジにまあ、往生することがあったのですが、この時の原因もロッドが通るパイプ内が突如、終わってた、という原因不明のトラブルがありました。
実は、こちらの問題は、場所が場所だけに「ホラよッ」と直す訳には行かず、専門店でのラスペネ攻撃他により、今、一時、正常値な感じなだけです。
また何時、どうなることやら……。

ということで、今回も、まず、問題の箇所に注油。それでしばらく手で押しているウチに、問題なく動くようになりました。
はぁ、良かった。大事でなく。念の為、その奥のアクセルワイヤーが通っている部分にも油を挿し、他、左右のキャブ周辺の可動部にもオイルを挿しておきました。

ただですね、これからまた結構、経ってからなのですが、一度だけ、左のキャブからリンケージの動きに連動してガソリンが盛大に噴くトラブルに遭遇しているのです。
現状はこれっきっりなのですが、すべての写真見ても解ると思いますが、ウチの個体はそこそこガソリン滲みが確認出来ます。
過去には、ポンプそれ自体がかなり漏れていたことがあり、その時は、一晩、シャッター納屋に入れてあったから解ったことであり、今、屋外駐車でもエンジンルーム付近がガソリン臭いことは多いので、時折、漏れて揮発しているんだと思います。

地球に優しくないし(生ガスは大気中に非常に有害)、枯渇していく化石燃料を目的外で垂れ流すのは望むところではありません。
しかし、そうは言っても車種と年式を考えると、完璧に封じ込めることは難しいのでしょうね。ゴジラ-1.0に登場していたモーターサイクル、MEGUROの実車展示も、盛大にフロアにオイル垂らしていましたから、もう、ある程度は宿命と甘んじるしかないかと。

まあ、ガソリンはなんとかしたいですけどね。攻撃性も高いですし。
やかん