
現物は、やはり圧巻でした。
選考基準があまりに謎で最近はまったく興味を失ってしまったGBWCですが、各国集めても上位に入賞する作品は、やはりさすがです。
これは、ぜひナマで見たかった作品。
▲TITLE/valiant(ヴァリアント) BUILDER/kosei(コウセイ)
▲劇中のあのシーンを見事再現した、大作。
▲人間目線ではギリ、このあたりでしょうか。
一旦、製作者のコメントを挟みましょう。
▲とても素晴らしいと思います。
▲洋上での戦いとはいえ、なんかもう少し『使用感』があってもよかったとも思いますがね。
▲カーゴから出て、即戦闘。短時間で終了とはいえ。
▲細部まで作り込みが凄い。
▲とてもたいへんな作業だったと思います。
ただ、このシーン、鋭い考察によるとあれだけの失態を重ねておきながら誰もがハサウェイのことを「マフティ」「マフティ!」と賞賛していて、それを問題視していないことなのですよね。あそこから既にこの組織の末路が見えていた、というモノがありました。
その通りだと思いました。冒頭のシャトルに無理やり乗ったところから空中受領せざるを得なくなった流れ。基地司令が危険なケネスに変わったのに、それを周知せずガウマンを危険な目に合わせた。その結果、スペアパーツなども多く失ったこと。
なのに、誰もそのことを責めないところに、組織の崩壊がもう始まっていることを予兆させます。というか、続編はどうしたのですかね? まったくのアナウンスありませんが。幸いにBlue-rayを買ってあるので、前編を見直すにはこと欠かないのですが。
GBWC繋がりで、もうひとつ。
▲アメリカ代表の作品です。
▲TITLE/FA MTR-02S SAMUEL GUNDAM(エフエー エムティーアール ゼロツーエス サミュエル ガンダム) BUILDER/George Ayerlis(ジョージ アイアーリス)
▲一見、ただの「ゴテガンじゃん」とか感じちゃうと思うのですが。
▲日系か知り合いにいるんですかね。このセンス。これにやられました。『和』テイスト。
▲これとか。
▲これも。(どっちも和ではないけど)
▲フェイスはかなり埋まってますね。さて、原型はなんなのでしょうか?
▲じぶんが超不得意なAOZからでした。文末の「レーザー切断機と機械的切断機で圧力を軽減しました。」の意味が、ちと解らんですね。
もう一個、バナージがトロハチでオードリーを救う瞬間を演出した作品も引っ掛かったのですが、何かがブレーキを掛けて撮影はしませんでした。スケールだったのかなー?
あと、国によっては「オイオイ……」な作品も散見され、ますますGBWC熱は冷めましたね。あれはまるで意味が解らん。文学賞ならあるじゃないですか、「本年は該当ナシ」みたいの。そのぐらいの基準や線引きはあっていいんじゃない? 更に複雑な感情が渦巻く展示でした。
やかん