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「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■ミニ四駆『ストッククラス』レース in TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO​ MODELERS SQUARE 参戦記

2025-02-23 22:50:32 | ミニ四駆
 実は、過日、何気に行って参りました。
 
 開催日からUPが経過してしまいましたが、記録上、UP日は開催日付にしています。
 書いてるのは、3月10日とかねー。(一日で終わらんかった……。というか、一度、ぜんぶ、消えたの_| ̄|○ 11日はこういうことをする日ではナイし)
 
 そも、この、《ミニ四駆『ストッククラス』レース》、というのはなんでしょうか?
 
 公式の説明が、以下。

2月23日(日)ミニ四駆「ストッククラス」 レース
ミニ四駆「ストッククラス」とはパーツの加工を制限し、基本ポン付け(=ストック状態)で楽しめる競技クラス。ミニ四駆を始めたばかりの方や気軽にレースに参加してみたい方におススメです。
(ストッククラスの詳しいルールは下記をご覧ください)

【イベント進行】MCガッツ・マスターウエダ 
各クラス事前応募制(申込多数の場合は抽選となります)

 どぅぇっす!
 
 コースもオリジナルで、前日開催された(土曜日)、ステチャレと同じ物。
━3レーン・コースレイアウト(2/22、23のみ)━
モデラーズスクエアにて昨年2024年に開催された「フルカウルミニ四駆30周年レース」で登場した3レーンコースをさらに改良したレイアウトが今回のレースの舞台。
マシンがハイスピードになった後の2連スロープとその後に待ち構えるバンクカーブが勝負のポイントです。
※当日の状況によりレイアウトが一部変更する場合もございます。
 
 3レーンになるのでレース進行は遅くなりますが、参加人数も相当に絞っていたので、問題はない雰囲気でした。
 というか、このTAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOの、『MODELERS SQUARE』ってのが、案外、狭い。何時もは入り口から眺める程度なので気が付きませんでしたが、今回の人数でもビッシリでした。
※正直、よくあの独特の椅子、足りたな……。
 
 ちと、意外。傍から眺めてる限り、旧新橋TAMIYAの2Fより広く見えていたのですけどね。
 
 そして、当該コースですが、主催のTAMIYAが重視していたのが、コチラ、
[①2連スロープ]
▲ドラゴンバック系とは違うstyle。
 
 そして、
[②バンクカーブ]
▲2連スロープ前で車体を僅かだが左右に振られ、そのままジャンプエリアに進入、後の右R180のバンクカーブへ突撃。言うまでもなく、挙動制御が鍵。
 
 

 たーだーし、実態としては “ ストッククラスレース ” とは名ばかりで、参加車輌は99.8%以上が、『フルスペック勢』。うっかりしたら、前日のステチャレを以って(ハナシとか動画とかまあ色々)、ガッチリ備えて来ているのも居たかも、death.
 おおよそ “ ストック ” とはとてもじゃないが言えない装備とSPEEDでしたからね。
 蓋開けてみれば。
 
 今や、「ただの本気勢のオトナの大人気ないアソビ」、とも揶揄される由縁でもありますね。
 
 これは、主催者側によるある『工夫』により、明らかになったことです。
 
 ま、わんさかパーツ買ったりしてくれるのが、TAMIYA的には嬉しいんだろけどさ……。で、バキバキ壊してまたイチから作り直し、と。
 
 たださ、ちと、コンセプトとは違わないか? って、思ったりも。ひねくれ者としては、ネ。 
 
 とは言っても、意外な場所で喰らっていたり、件のバンクカーブでヤラれているマシンは少なくはなかったです。
▲TAMIYAの狙い通り、⭕バンクカーブ(黄色↗)で終わるマシンは多かった。2連スロープでの挙動を制御出来ず、正しく4輪設置の状態で側面フェンスに入っていけない顛末。また、2連スロープで暴れて、他所のレーンに移ってしまうマシンも散見された。当然、その時点でOUT.
 
 これは、品川大会などでも大盛り山盛りですが、SPEEDはビビるほど出てるけど、結局、それを完全制御下に置けていない。
 もちろん、コース自体も僅かに動いたりで100発100中とはいきませんし、スタートレーン運もありますが、今回は『提灯禁止』『フレキ禁止』etc.なので、そこで苦労したレーサーも居たかもしれませんね。
 
▲当日欠場もあったのか、意外や埋まらなかった低学年クラス。逆に、4人なので一人だけ表彰台からあぶれる残酷な状態に(リアル表彰台の準備はなかったが)。
 
▲一般組は、シンプルな勝ち抜き戦+敗者復活戦があり、敗者復活の方に溢れて勝ち抜くと、突然、決勝3レーンの1レーンに割り込めるオモシロイ方式。こちらは、ほぼフルグリッドだった。
 
 オトナは💸、持ってるのよ……💧
 

 して、イベント進行は、おなじみ、MCガッツsanと、知っているヒトは知っているらしいマスターウエダsanのお二人によって、愉しく進みます。
 
▲手前が、MCガッツ氏。奥の、何故かばっちりカメラ目線だったのが、マスターウエダ氏。マスターウエダ氏は、レースの実際の監督やコースアウト、レーン移動、今、何番シール車が何周目トップかを非常に見慣れていたので、もしかしたら品川大会でも遭遇しているのかもしれない。熟練者の味、全開だった。
 
 それで、上記の写真のMCガッツsanのデスク周りがよく考えられていて、それで参加車のSPECがすべて解った、のdeath.
 
▲まず、車検組は、水色↙の透明車検BOXにセルフでマシンを入れ、それをMCガッツsanが紫枠の場所で各部/車高などをチェック。この際、白いビデオカメラでその様子が大型モニターに映し出されるように工夫されていて紫↘、誰でも参加車の仔細をつぶさに見ることが出来た。その後、1台1台、黄色枠に移動させ、ここも予めsetされているスマフォで撮影(黄色↙/バック紙確認出来るかと)。
 
 まるで無駄のない淀みなき流れでした。すげ~。
※つまり、TAMIYA側はこのストッククラスレース参加車両の全データを保有していることになる。
 
 ただね、解ると思うのですが、もうこの
『水色↙の透明車検BOXにセルフでマシンを入れ
の時点で、
 
「ミニ四駆を始めたばかりの方や気軽にレースに参加してみたい方におススメです。」
 
は、破綻してるんですよ。実は。
 
 ワタシは、初レースが『旧』品川公式大会だったのですが、これとは違う簡易車検BOXがポール上に立っていて、それに突っ込めたり、事前にDr.による簡易チェックが受けられ、且つ、出走前本車検は、すべてスタッフの手に拠りおこなわれるので、マシンは完全、相手方に渡してしまいます。
「車検時、ジブンで完全、BOXにセルフで突っ込んでねー」、は初めてで、驚きました。当然、初心者も戸惑うと思います。なんか、お焼香の段取りが解らず、それとなく前者のヒトのマネをしちゃう、みたいなイメージを抱いて、「う〜ん」、とはなりました。
 
 ま、当時に比べて紙製の簡易車検BOXが入手しやすくなったので、今のヒトは慣れてるのかな?
 
▲マジモン(マイケル・モジマン ではないよ……)の本戦組み合わせ。最後の1台となるのは誰だ?
 

 と、その前に、皆さんで仲良く集合写真、とやらを。
 THE・本人はセルフで撮れる訳がないので、マシンたちの集合写真の方を。
 
▲計31台ともなると、壮観。
 
▲あと、こういったstyleの撮影も初体験。SNSでは見掛けていたが。新鮮だった。
 
▲どのマシンも、かなりフルスペック状態に近いのは、明白。『基本ポン付け(=ストック状態)』は、一億光年ほど先にあったかと。
 
▲参加者のほとんどが提灯車でなくとも仕上げられるのは、そういったレギュ縛りのイベントがあるからだろう。
 

 でー。
 
 この中で注目したいマシンが、個人的4つ。
 
▲まず緑枠の、レース会場では珍しく感じた、実写系。スープラ風だったが、モデルアップされていたか? 次は水色枠以前紹介した最近のトレンドのようなアンカー角度調整プレートで行っている(“キャッチャーダンパー”というヤツ)。黄色↔2本構成で、白色↓部にオモリを付けていた。
 
 これは、
『ストッククラス・レギュレーション』
《「【1】競技車ー6.改造」》
項目の一部に変更が加えられ、
Q.【その他】 ミニ四駆キャッチャーを加工して使用することはできますか?
A.
できません。
があるためかと。
 にしても、「考えたなー」、と感心しました。
 
▲こちらの緑枠車輌は、ポリカボディをまるで季節を狙ったかのような綺麗な薄桜色のハーフクリア状態で仕上げていたマシン。ただ、実のところはオーナーとしては非常に不本意な仕上がりとのこと。「イメージとまるで違う」、と。ピンク枠は、レースではたいへんに珍しく感じた、なんと“レーザーミニ四駆” 。
 
 結局、3種類しか登場もせず、今となってはタミヤのホームページから存在すらも抹消されるという、かなりの不遇シリーズです。
 ただし、直ぐにポキリと逝くことは想像に難くないクリアパーツを、かなり負荷の掛かる部分に採用するなど、問題点が多そうなのは事実です。
 一方で、斬新な基軸も多く見られ、昨今、案外その有用性が注目されている箇所もあるシリーズです。
 
 この日、レースでの戦果はあまり芳しくはなかったですが、個人的には非常に応援しましたし、レーザーミニ四駆がTAMIYA公式戦で走っている姿を見られたのは相当に嬉しかったです。
※もちろん、MCからの言及がほぼなかったのは言うまでもナシ。
 
 あ、もっとも、たくさん作っちゃったは作ったのか、今でもプロパーで買えますよ。まるでどの店でも棚でも見掛けず、不当に高騰してる、なんてことはありません。
 さすがに、3モデルすべて、となるとちと厳しいとは思いますが。
※どういう訳だが、最終モデルの『レーザーミニ四駆シリーズ No.3 ロードナイト VZシャーシ』だけが余ってる。やっぱり今どき、リーゼントはオワコンだって……。これだから田舎の企業は (´Д`)ハァ…
 
 ▲これだけ、山のように売られている。場合によっては捨て値な時も。初VZシャーシデビューにどうだろうか? 騙されて不当価格品を買わぬよう、気を付けてほしい。
 

 以下、バースト・ショットでの幾つかの挙動を、チロッとだけ。
 
 
 ま、モーター制限ないと、こうはなりますよね。どうしたって……😓
 
 案外、レーンチェンジで刈り取られているマシンも多かったです。このへんが、ミニ四駆の難しいところですよね。
 どこでどう転ぶか(文字通り)、なかなかに予測が付かない。今回は屋内(室内)開催だったので、気温差もありましたしね。
※ウィルス対策などの兼ね合いか、それなりにガラス窓は開けられてはいましたが。
 
 
 あ、そうそう。「初開催」とアナウンスされていましたが、それがTAMIYAミニ四駆史上なのか、この場所で、なのかは面倒だったので確認しませんでした。
 
 
 それと、今週末の《ミニ四駆グランプリ2025 スプリング東京大会》は、参加(応募)を見合わせました。
「あのコースを走らせたいなー」、なマシンが今、手元になくて。諦めちゃいました。アウトレット、気になるのに……。
 
 
やかん

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