ヒフミの無謀の旅

刻印を忘れずに打ち、列車番号を見ながら乗り込むのだが車掌が乗り口に立っているのでチケットを見せると教えてくれるのでスムースに乗ることが出来た。英語が出来る人にとってはお笑いであろうが出来ない私にとっては列車に乗ることでさえ大変なのです。列車のドアの開け閉めが分からないし車内のテーブル・ベットの出し方も分からないのだ。いよいよ出発です。列車はFirenzeの山越えであろうか車窓からは雪景色です。本島の南端の駅Reggio Calabriaに到着して

列車ごとフェリーに乗り込むようだ。Palermoに向かうのには右回りと左回りがあるのだがその時は私は知らなかったのです。どう乗り入れてどう上陸するのか見たくて私の車両番号は6で7号車に明かりが点いていたので7号車に移り様子を見ていた。しかしこの振動はどうであろうひどい音とゆれ方にうんざりし
ていると係員が私の前を行ったり来たりしていたので6号車に移って作業を見ていると間もなく7号車がシシリー島に上陸したとたん切り離されて行くのを見てびっくり。あのまま7号車に乗っているとCataniaには止まらずPalermoに行く羽目になり荷物ともオサラバであった。アブナイ!!アブナイ!!