綿実油の主な効能
温性
解毒する
綿実油は解毒作用あり
綿実油は綿の種子を原料とした油です。
薬膳では解毒作用があるとされます。
治りの悪い皮膚病や腫物、できものなどには外用として使うケースもあります。
綿実油の主な効能
温性
解毒する
綿実油は解毒作用あり
綿実油は綿の種子を原料とした油です。
薬膳では解毒作用があるとされます。
治りの悪い皮膚病や腫物、できものなどには外用として使うケースもあります。
オリーブオイルの主な効能
平性
1. 体や皮膚の乾燥を潤す
2. 便通を良くする
オリーブ油は乾燥を改善する
オリーブ油は大腸をはじめとした臓腑や、お肌に潤いを与えます。
特に大腸の粘膜が乾燥して便秘がちな方におすすめです。専門的には陰虚証に適応します。
オリーブ油は外用としても使える
オリーブ油は乾燥肌の改善にも役立ちます。直接肌に塗って外用として使われることもあります。化粧品にもよく配合されていますね。
オリーブ油は皮膚の化膿を抑える作用(ある種の解毒作用)もあり、やけどや湿疹の治療に使われることもあります。
実はオリーブ油は滞った血を流す作用もあり、血瘀証の改善にも期待がもてます。
ごま油の主な効能
涼性
1. 大腸を潤し便通を良くする
2. 解毒する
ごま油は大腸や肌を潤す
ごま油は大腸に潤いを与え、便通を良くする作用があります。大腸に熱を持ち、腸が乾燥して便が出にくいタイプにおすすめです。
また中医学では大腸と肺と皮膚はつながっており、ごま油は肺や皮膚にも潤いを与えます。
肺の乾燥による空咳の改善、肌の乾燥などにも良いでしょう。
ちなみに、白ごま油は胡麻をそのまま絞った油、茶色の胡麻油は胡麻を焙煎してから絞った油です。
熱をとり解毒する
ごま油は体内に溜まった熱や毒素を取り除く作用もあります。昔は食中毒の治療などにも使われたようです。
白ごま油はアーユルヴェーダのオイルマッサージでも使われますよね。老廃物の排泄の意味が含まれると思いますが、これは上記の解毒作用とリンクします。
https://yakuzenshokuzai.com/3/page256/
なたね油の主な効能
平性
便通を良くする
腸を潤し便を出す
なたね油は腸に潤いを与え、便通を良くする作用があります。
体や腸が乾燥しているタイプに合います。専門的には血虚証や陰虚証の便秘に適応します。
また解毒作用もあり、外用として皮膚病や虫刺されに使われることもあります。
https://yakuzenshokuzai.com/3/page255/
大豆油の主な効能
温性
1. 腸を潤し便を出す
2. 殺虫
乾燥性の便秘を改善
大豆油は大腸に潤いを与え、便通を良くする作用があります。
腸の内部が乾燥して便が出にくい方、便秘ぎみでコロコロ便の方などに向いています。
また大豆油は殺虫の作用もあり、寄生虫を駆除するとされます。昔は寄生虫に対して使われたのかもしれません。
そして大豆油の原料は大豆であることを考えますと、一定程度「補気」の作用もあるかと思います。
いつも講座でお話するのですが、油は効能だけでなく原材料や製法も合わせて考えた方が良いと私は思います。遺伝子組み換えの有無や溶剤の使用など、効能以外の要素も合わせて考える必要があります。