第二日目(12/30)
今日からほぼ山の中を歩くので、本来の古道歩きという感じです。
滝尻王子からは完全に山の中です。ここからは「番号道標」があり、順番に辿れば安心です。
滝尻王子
胎内くぐり
~この写真では木と木の間に見える岩穴に入り、左上に抜けますが、狭く少しお腹が出ていますと、抜けられないです。
何組か登られてきますが、皆さん滝尻王子から高原までのようです。
剣山頂上(371m)低いですが、このコースで初めての山です。
飯盛山山頂
飯盛山~展望台になっています。剣山からすぐです。
高原の里~休憩所前の展望台からの景色~霧が出やすく、休憩している間にも霧に包まれましたが、
このときはすぐ晴れました。
某有名人がこの里に住まわれているとの話を聞きました。なんとなく全体が垢ぬけたというか、
おしゃれな感じがするのは有名になったからでしょうか。
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第三日目(12/31)
朝起きたら、うっすらと雪が積もっていました。
昨夜は降っていなかったので、明け方に降ったものでしょう。
高原池や大門王子跡を経て、十丈王子跡に至ります。
十丈峠の休憩所~緊急連絡用の電話も設置されています。~白いのは雪です。
吹きっさらしで、休憩所やトイレもありますが、寒くて止まる気にもならず通過。
高原の里から近露までは人家がなく、完全な山の中で、4時間くらい掛かりますので、
十分な余裕をもっておく必要があります。
途中、牛馬童子口バス停で国道311号と出合います。ここには道の駅があり、
トイレや売店があります。
十丈峠からの眺め
十丈王子跡
すぐ下にもトイレがあり、ここには沢の水がひかれていました。
こんな山の上で水を使えるのは有難いです。
左へ行くと・・・
ここに来ます
牛馬童子口バス停
~山の中を抜けてくると、いきなり道の駅があり、
マイカーの家族連れなどが楽しんでおられるのを見ると、
ほっとするのと同時に今までの緊張感がばかばかしく感じられます。
特に、この日は雪と強風で悲壮感すらあったので余計にそう感じました。
牛馬童子
近露の里とその手前にある休憩所
昼食をとっていると、吹雪いてきました。
近露王子跡
新しくできたのでしょうか。
HPで検索した中辺路の資料の中には紹介されていませんでしたが、
足湯もあるようです。~しかし、吹雪の中ではつかる気にもならず、先を急ぎました。
マンホールの蓋~くまの(古)道
比曽原王子跡~雪も本降りになり、なんとなく悲壮感(ダジャレ)も漂い始めました。
継桜王子跡
継桜王子社 ↑ ↓
風が強く、万幕も風をはらんでいる。
昔を思わせる街道風景
野中の清水~継桜王子の下を階段で降りて行きます。