単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

熊野古道・中辺路~(1)

2021-10-12 | 山歩き

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田辺~本宮大社~那智

・2010.12.29~2011. 1. 3(5泊6日)(大晦日は雪)
・単独行
・テント泊

長らく見苦しい状態でしたが、編集しなおしました。


那智大社

中辺路を行くのに単なる古道歩きでは物足りないし、漠然とながら、
大峯・奥駈
を意識して今回の中辺路を思い立ったので、こだわったのは、

~JR田辺駅から那智駅まで全行程を歩き通す~

ということでした。全行程を歩き通すと、およそ100kmあります。
これを5泊6日で歩きます。
なお、速玉大社までが中辺路になっていましたが、時間切れで行けませんでした。
ルートは、田辺市が公開しています熊野古道ウォークから「マップ」をダウンロードし、
印刷して持っていきました。ま
た、ネット上の地図も参考にプリントして持って行きました。
さらに、昔購入していた国土地理院の20万分の1の地図を
南紀全体を把握するために利用しました。

 王子跡は、万呂・鮎川・小広王子跡以外はすべて寄りましたが、
それ自体は目的ではありませんので、主な所しか掲載していません。

長いですので(1)(2)(3)(4)に分けています。
また、写真が小さいものがありますが、ガラケーでの撮影です。

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 《概 略》

 一日目12/29(水) 一時小雨
 6:47天王寺駅~(紀伊田辺行直通快速)~紀伊田辺駅9:42・・・11:00秋津王子
・・・11:40万呂王子(?)・・・(道迷い)・・・12:50三栖廃寺塔跡・・・
Vショップ(昼食)13:30・・・14:30八上王子(絵馬をいただく)・・・15:24稲葉根王子(水補給)
・・・16:50一ノ瀬王子・・・川沿いにひたすら歩く・・・そのうち暗くなり鮎川王子には寄らず
・・・18:09  27.2km(36750

 二日目12/30(木) 曇り一時小雨から本降り
 7:51S・・・10:00滝尻王子・・・10:40胎内くぐり・・・11:33剣山・・・
飯盛山(雨が降り出し、みぞれ交じりになる)・・・12:24TV塔・・・高原神社(雨宿り)
・・・霧の里休憩所(昼食)・・・14:50 13.6km(18450歩)明け方に雪が降る

 三日目12/31(金) 明け方に雪、昼過ぎから雪、強風
(一面雪が積もっている) 7:12S・・・厳しい寒さ・・・7:49大門王子・・・
8:22十丈王子(峠・休憩所・トイレあるが吹きっ晒しで寒く、止まる気にならず通過)
・・・ずっと山の中・・・10:53牛馬童子口バス停(道の駅・トイレ)・・・
近露手前の休憩所(昼食)雪が降り出す・・・近露あたりから雪が本降り・・・
地元の軽トラックのおじさんが声をかけてくれる・・・再び山中・・・
田辺の人が継桜王子まで行くといって
私の足跡を追いついてきた・・・
14:05継桜王子(大雪)・・・15:55 22.1km(29878歩)(万歩計が壊れ、以後距離不明)
 

 四日目1/1(土) 晴れ
 7:35S・・・10:43湯川王子・・・11:24三越峠(昼食)・・・16:45熊野本宮大社
(参拝・ただし、並んでいたので外から参拝)・・・18:00

 五日目1/2(日) 晴れ
7:10S・・・なだらかな登り・・・10:12百�・ぐら・・・10:50石堂茶屋跡・・・
13:25小和瀬渡し場跡・・・大雲取越の登りを少し登ったところで、
写真家のお嬢さんに出会い、写してもらい、話し込む。(これで時間を食う)
・・・15:00休憩所(ここで泊まればよかったのだが遅れを取り戻そうと無理をしたのがいけなかった。
暗くなるのを覚悟でヘッドランプを出す。)・・・越前峠手前の胴切坂が長く、
越前峠で薄暗くなっていた。17:30位?。・・・17:56

 六日目1/3(月) 曇り
 7: 5S・・・7:43地蔵茶屋跡(休憩所のほか、屋根・壁のある休憩施設あり。自販機もある)(トイレ)
・・・11:00那智高原・・・途中で昼食(ラーメン)・・・那智大社(参拝)・・・
那智大滝(飛瀧神社)・・・大門坂(古道歩き衣装の女性1人、
とさらに別の古道歩き衣装の2人の写真を撮らせてもらい、blogへの掲載許可をいただく)
・・・16:20補陀洛山寺・・・16:40那智駅~新宮駅17:58~特急オーシャンアロー32号~21:31天王寺駅

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《詳 細》

  第一日目(12/29)
 JR天王寺駅6:47発の紀伊田辺行きの快速電車で9:39到着。
さっそく歩き始めますが、市街地をザックを担いで歩くのは違和感があり、
居心地が悪い。すぐ高山寺に至る。


高山寺を出て川沿いに歩き秋津王子を目指すが、見当たらない。
軽トラックのおじさんが通り過ぎたことを教えて下さる。


秋津王子安井宮跡

しょっぱなから見落としで、先が思いやられる。
雨が降り出し、カッパを着たりザックカバーを掛けたりロスタイムばかり増える。
マップ通りに歩いたつもりながら、また、万呂王子がわからず、市街地ながら道に迷い、弱気になる。

 三栖廃寺塔跡への道から道標がはっきり付けられ、ほぼ地図なしでも歩けるようになる。
(万呂王子も道標を見落としたものと思います)

Nec_0079

 

 

 

 

 

 


三栖廃寺塔跡
 
三栖王子から八上王子間は山道に入りますが、新岡坂トンネルから車道に出て、
八上王子まで行きます。
ただ、農道
が道標なく、作業をされていた地元の方に道を尋ねないと
わからないところがありました。


ご当地なのでしょう。


八上神社と八上王子跡
八上王子で写真を撮っていたら、おじさんが絵馬をくれました。

Nec_0133

 

 

稲葉根王子あたりから日が傾き始め、
鮎川王子跡は寄りませんでした。

 

 

 

 


 

 

 


茶屋の壇にある休憩所にて
初日は市街地歩きでしたので、テントを張れるところはここしかないと調べていました。
遅くなってもここまで行かなくては、また水もないと思い4L持ってきました。


朝、明るくなるとこんな感じです。

<(2)へ続く・・・>

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