単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

大朝日岳

2021-08-30 | 山歩き

トップページ

・2021. 7.21(水)
・晴れのち雷雨
・40700歩X75cm≒30km
・12時間18分
・往復ピストン

7月20日の予定でしたが、体調不良で1日延期。
良いお天気に恵まれてスタートしましたが・・・


 古寺案内センター


 6:28 登山口


橋を渡ります~右の建物は旧古寺鉱泉


旧小寺鉱泉 


 6:32 登山口~ここから登りになります


 7:54 一服清水~冷たくておいしい


 8:27 ハナヌキ峰分岐


 9: 8 三沢清水


 9:44 古寺山


10:15 小朝日岳


小朝日岳トラバース道分岐


10:40 小朝日岳からの下ってきた道とトラバース道の合流点


10:52 小朝日岳を反対側から見た


11:23 スタート時は晴れていたのに、大朝日岳は雲の中


11:39 銀名水 分岐


11:40 銀名水


12:11 「霊山朝日嶽神社奥宮」とあり、左方向に 下の写真のようなケルン様の石積みがあります。


「霊山朝日嶽神社奥宮」


12:12 右側で雷が鳴りだした~近づいてきたので地面伏せていると、男女の楽しそうな声が
聞こえてきました。やり取りがあって一緒に避難小屋まで移動。
しばらく小屋で待機していると、空に晴れ間も出て彼らは下山、
私は頂上を目指して行きましたが・・・。


コロナで日帰りにしましたが、靴は1足あるのみで、ガラガラ。


12:25 避難小屋内部


12:28 再び雲行きが怪しくなり、雷が鳴りだしました。
どうしようか迷っていると、小屋からおじさんが出てきて、
「雷がくるぞ」と警告してくれました。
やむなく小屋に戻りました。
しばらくすると、ゴーッとジェット機のエンジンのような音がして
バリバリという音がしたと思ったら、ドカーンと爆発音。
戻ってよかった、と胸をなでおろし、再び頂上を目指して・・・。


ネットにある大朝日岳の写真で見る、小屋から頂上にかけてのなだらかなイメージと
実際は異なるように感じました。


13:11 やっと頂上が見えてきました


13:12 大朝日岳頂上~雷を避け待機したおかげで晴れて、展望も良く写真を撮れたことに
感謝。




平岩山方面

13:55 下山開始~遅くなったので大急ぎで、と思ったのですが、小朝日岳をトラバース
(登れなかったが、登らなくて良かった)したあたりから、また雲が広がり始め
遠くで雨が降り始めたと気が付いたとき、ぽつりときたと思った途端、ザァーと降りだし
猛烈な勢いの雨に雨具を出すのも追いつかず、雨具の上衣をやっと羽織った状態で身動き
もできない。ズボンもはけない。みるみるうちに周りが白くなり、視界が奪われ、
道が川になりました。しばらくすると、雨が雹になり、氷の粒が登山道を流れていく。
こんな経験は初めてで、はじめのうちは動いていた熱もありましたが、体が冷え始めた
ところに雹で、これは遭難?という思いがよぎりました。

そのうちに雷が鳴りだし、このままでは危ないと移動、道が掘れ込み両サイド土手状の
ところを見つけ待機していると、ジェット機のエンジン音のようなゴーッという音がし始め
バリバリという音の後にドカーンと大音響が響き渡り、その後少しずつ雷も雨も収まってきました。

1時間余り退避・待機して体は濡れ、凍えていましたが、そろり歩きだすと、やはり夏で
体も温まってきました。秋だったら危なかった。


18:46 無事戻ってきました。

古寺案内センターに無事下山を報告。
下も雨と雷がすごかったので、ご心配していただいた、とのこと。

途中、老夫婦を追い越したことを報告。他の他山者からも聞いておられた。
本来、避難小屋に泊まる予定と聞いていたとのこと。
事情は不明だが、装備はあるので大丈夫だろうとのことで、少し安堵。

避難小屋のおじさんは管理人ではなく、植物の観察や登山道の手入れなどをしている
との(本人による)お話でした。以前おられた管理人さんはもう登られないとのこと。

山で雨に降られるのは過去何度もありますが、今回のような経験は初めてで、雷の
怖さを思い知らされました。

 

このページの先頭

トップページ