単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

乗鞍岳~➁

2021-09-29 | 山歩き

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乗鞍岳~①の続き

9月11日(土)
目覚めると雨と風。風がきつい。気温も低い。
昨日
の晴天が恨めしい昨日のうちに頑張っておくべきだった、と思っても後の祭り。
しかし、同宿の方やバスで上がってきた方などは雨具を着て登って行かれる。
完全に脱帽。
雨の中を行く気力は全くない。
しかし、どうするか、下りるか、もう一泊して様子を見るか。

泊まるにしても久しぶりの3000m級で高山病の症状があって夜半から寝苦しいかったのでやや不安。
しかし同部屋のK氏が連泊される予定と聞いて、連泊をお願いしました。
K氏にはお世話になりました。

昼くらいに雨もやみ、風も弱まり、頂上(剣ケ峰)にチャレンジしました。

12:25 スタート


12:41 不消ケ池


12:50 右の斜面は摩利支天岳


12:51 登山届提出箱~未提出だと罰則があると書いてありましたが、提出している様子はなさそう。


12:59 肩ノ小屋


13:00 麺類など軽食を販売していました。


13:01


14:04


14:10 乗鞍本宮奥宮の裏


14:18 乗鞍本宮奥宮~宮司さんがいらっしゃいました。
相部屋のK氏によりますと、昨日(9/10・金)は閉まっていた、とのこと。


14:18 頂上標識


14:19 三角点~3025.7m


14:21~残念ながら雲の中で展望は望めず、雨交じりの風が吹きつける。


14:46


15:41 バスターミナル南側のお花畑


15:43 バスターミナルへの階段~無事帰還

9月12日 (日)
 7:27 晴れましたので、1日遅れで(歩いて)下山


お世話になった白雲荘と魔王岳


 7:38 大黒岳登りの途中で撮影


 7:45 大国岳頂上部


 7:52 大国岳頂上標識


 7:53


 7:54 乗鞍スカイラインと中央前方は桔梗ケ原へと続く


 8:02 桔梗ケ原


 8:02 北アルプスの山々が連なって見えます。
奥の中央は穂高連峰とその右の三角の尖ったのは槍ヶ岳


 8:22 前から登山者が歩いて来られ、歩いて登られる方がおられるのだ、と嬉しくなりました。
聞くと十石山避難小屋に泊まってこられた、とのこと。


 8:31 このヘヤピンカーブで気が付けばよかったのですが、ボッーとして何も考えずに歩いてしまい、
平湯・十石岳登山口を見落とし、そのまま乗鞍スカイラインを歩いてしまいました。


 8:31 自転車の方が多い。スポーツタイプは勿論、ミニサイクルや電動自転車までいろいろ。
乗鞍岳は自転車に乗ったまま頂上部に行ける日本の最高峰ということだそうです。


10:19 曇りだして、前方に少しだけ見える青空が微妙な色合いでしたが、スマホのカメラでは
表現できていません。


10:34


11:48 ゲート~ここから畳平まで14.4km、さらにここから平湯のバスターミナルまで6km、
計20.4km、わが身の迂闊さを悔しく思いながら、今夜の宿(坂巻温泉)を楽しみに歩きました。
しかし、心のどこかに道を間違えても車道なら間違いなく下りられるし、心は坂巻温泉に・・・
という安易な気持ちがあったように思います。


11:51 若山牧水歌碑


12:21


12:49


13:10 平湯バスターミナル~下山。バスで今夜の宿、坂巻温泉へ。


坂巻温泉
上高地の行き帰りにトンネルとトンネルの短い間に見える1軒宿の温泉で、
車から見える露天風呂で有名だった「中の湯」(工事のために移転)
と並んで若いころから泊まってみたいと思っていたので、やっと念願がかないました。

お風呂の写真は、旅館の許可をいただき、パンフレットから転載させていただきました。
露天風呂はもちろん、館内風呂も「源泉かけ流し」で、館内風呂は湯船からお湯があふれて
常時床を流れて暖かく気持ちよい。
内湯がこんなに気持ち良いのは湯量が豊富だからでしょう。

料理もおいしく、日曜日の夜のせいかお客さんが少なく、料理長(?)自ら料理の説明もあり
期待通りの秘湯宿で大満足。


トンネルとトンネルの谷間にある秘湯~ここを車での出入りはタイミングが難しい?
バスは松本まで行く便は4~5本/日しかなく、秘湯だけに不便。


旧道の橋~ここを使っていた当時はもっと秘湯だったでしょう。

いろいろありましたが、なんとか無事帰路につくことができました。

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