大峰・奥駈(順峰)
5/25 (月)
4:30 起床
起きて、湯を沸かし、アルファ米を準備し、お茶を飲む。
水は昨夜汲んであるが、千丈平にも行ってみたいのでそこで朝食とする。
踏み跡を注意深く見ていけば道は分かります。
6:10 S ・・・R・・・
7:00 千丈平の水場(通称・隠し水)
(朝食 アルファ米梅じゃこめし・味噌汁・コーヒー)
おじさん1人登ってくる
7:52 ・・・
千丈平との分岐
8:18 釈迦ケ岳 ・・・
これから行く孔雀岳・仏性が岳・八経が岳・弥山
孔雀の覗き
10:00 孔雀岳 10:22 ・・・道迷い・・・
この標識を見落としたために、孔雀岳頂上から戻らなければいけないのに、反対側に行ってしまった。
踏み跡も目印もあったのでもう少しで深入りしてしまうところでした。
10:50 鳥の水 (孔雀岳の下に位置する)・・・
仏生ケ岳~頂上は道から登らなければいけないのでパスしました。
12:20楊子ノ小屋(昼食 アルファ米ちらし寿司・スープ・コーヒー)13:04
注意しないと見落としてしまいそうです。
小屋の中で昼食を食べていると、鹿が小屋の中を見ていました。
写真を撮ろうとすると逃げていきました。
・・・14:55 R 15:01 ・・・
大崩壊地
崩壊が進み、迂回のため上へ上へと登っていくようになっています。
もう尾根に近いところまできています。
16:18 明星ヶ岳 R 16:25 ・・・
16:45 八経ケ岳 ・・・
八経ケ岳から見る弥山~地図で見ると間近だが遠望で見ると随分遠い。
17:20 弥山
就寝 20:00
5/26 (火)
5:30 起床
6:00 朝食 6:50 S
弥山・天河奥宮
聖宝ノ宿
・・・ 7:17 R ・・・7:37 R 7:45 ・・・
8:12 弁天ノ森・・・
8:33 トンネル西口出合 ・・・
9:00 一ノ垰(昨年は崩れそうな小屋がありましたが、きれいに片づけられていました)
トンネル西口に至る奥駈出合
・・・9:54 R (甘酒・クッキー) 10:04 ・・・
天川辻
10:24 行者還小屋 ・・・
行者還岳下の水場~出ていない、厳密にはしずくがポタッという程度。
10:48 行者還岳分岐 ・・・
10:58 行者還岳頂上
・・・ 11:07 分岐 ・・・ 11:20 R (昼食・弁当・スープ・コーヒー) 12:00 ・・・
某大学ワンダーフォーゲル部遭難碑
和佐又分岐
12:56 七曜岳~ここを下りたところで和佐又から登ってこられた若い男性が休んでおられました。
熊野本宮から来たと告げるとびっくりされ、七曜岳頂上で飲もうと思っていたジュースを一緒に飲もうと
分けて下さいました。冷たく、濃いグレープジュースで、大変おいしかった。
ぬるい水ばかりでしたので感謝感激です。
下山したらそのジュースを腹いっぱい飲もうと思っていたのですが、途中の水分神社の自動販売機で
コーラをのみ、夕食にビールを飲むともうその気持ちも薄れていました。
七つ池
稚児泊
14:05 国見岳直下 ・・・
水太覗
水太覗の眺め
15:14 大普賢岳
脇宿跡・・・
16:40阿弥陀ケ森分岐
17:15 小笹宿 ~このきれいな水と景色だけを目的に訪れる人もおられるとか・・・
昨年は全体に流れがありましたが、今年はこの流れと奥の本流しかありません。
小笹宿(おざさ)の小屋
18:15 山上ケ岳 ・大峰山寺・・・
18:30 龍泉寺
就寝20:00
5/27 (水)
4:30 起床 6:20 S ・・・
泊めていただいた龍泉寺
西ノ覗
西ノ覗からの眺め
宿坊群
鐘掛岩
わかりにくいですが、陀羅尼助茶屋
洞辻茶屋
洞川への下山路
7:?? R 7:48 ・・・
遭難碑
8:47 鍋冠行者 ~ R 携帯バッテリー交換 修験者1人 9:01 ・・・・・・
ご挨拶をしたが、無言の行をされているのか、言葉は発せず
合掌されました。
9:30 五番関 10:05 R 10:12 ・・・
10:45 大天井岳 R 10:52 ・・・
11:45 二蔵(仁蔵)宿小屋 昼食(弁当・スープ・コーヒー) 12:34
・・・ 12:?? R 12:59 ・・・・・・・・・・・・
13:55 足摺宿(中はお堂になっています)
・・・ 14:50 R 15:15 ・・・
四寸岩山あたり頂上不明 ・・・・・・・・・
16:14 青根が峰入口
宝塔院跡
・・・・・・・ 16:50 R ・・・
金峰神社
金峰神社・修業門
~昨年は吉野からここまでバスに乗りました。
歩いてみて、舗装路を歩く意味はないように感じました。
一度歩けば十分だと思います。
17:10 吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ) ・・・
尾根の上に吉野の町~まだまだ遠い
金峰山寺
ケーブル「よしのやま」駅~もうすぐだと思ったのですが・・・
近鉄電車がまだはるか下に見えます。
ケーブル「千本口駅」~やっと下りてきました。
18:45 吉野
昨年の逆峰ほどの感激はないが、やっと着いたことにはほっとしました。
途中、靴擦れや捻挫もあり、中途での下山も頭をよぎり、不安のなかでの
完歩はやはりうれしい。
ここも店は閉まって、自動販売機しかない。
途中、旅館もあったが、高そうだし、翌朝に駅まで歩くのも嫌なので
どんなに遅くなっても電車に乗ろうと思っていました。
こうして長かった奥駈・順峰も無事終わり
満足感と、空腹から脱力感に包まれて電車に揺られました。
今年はたくさんの人が奥駈に行かれました。
「何かあるのか」と山彦ぐるーぷの方も不思議がられているほどで
出会った24組中14組が本宮を目指して行かれました。
昨年は南奥駈からは私と台湾からの登山者だけでしたから、
今年がいかに多いかお分かりいただけると思います。
やはり最終日にあった方が印象に残っていますが、中でも
・若い男性2人は本宮大社から那智大社まで行くと元気一杯。
・中年男性2人は一人が体調不良でザックに突っ伏して寝ておられました。
顔色が青白く、熱中症ではないかと思いますが、完走できるか心配になります。
・心配といえば、最後尾に若い女性が大きいザックで来られ
洞川に下りるとのことでしたが、話していると頓珍漢なやり取りで
足元を見ると、底の薄いスニーカーでGパン、地図と磁石もなく
ネットの情報と観光地図で来たとのこと。
少し山のことを話しましたが、理解できないようで
今まで事故ったことはない、と聞く耳を持たない。
忠告をあきらめました。
【食糧について】
昨年を教訓に、しっかり用意していきましたが、アルファ米中心で
すぐに飽きたのと、食べても力が出ません。しまいには食べようとすると吐き気がする。
山彦ぐるーぷのA氏いわく「山でおいしいものを食べないと・・・」というのがご自身の持論で
事前にデポしたり、玉置山駐車場の移動販売車の利用や、本宮大社下山後は少し移動すれば
スーパーがある、とかいろいろな裏技を伝授していただきました。
別のグループは玉置山で友人に車で迎えに来てもらい、十津川温泉に宿泊し
翌朝再度玉置山まで送って貰う、とのことで、これは理想的な方法と思いました。
そんな友人がいればの話ですが・・・。
奥駈は役行者様が開かれ、さらに昔から行者がおられた
というようなことが持経宿か行仙宿の小屋に書かれていましたが
歴史と伝統のある行場ですので登山者が1~2回いった程度で
偉そうなことは言えませんが、「新宮山彦ぐるーぷ」さんの
ご努力がなければ南奥駈は行けないと思います。
感謝。
いろいろありましたが、無事完歩・帰宅できました。