キバナノショウキラン・ウチョウラン

九州各地の豪雨災害・・・心痛みます。
今だに降りやまぬ梅雨の線状降水帯などによる、暴れ雨＆ゲリラ雨にて各地で甚大な災害を引き起こしております。通り一編のお見舞い言葉はむなしく聞こえますが。昨今　梅雨末期、まるで　判を押したように、ステレオ再生みたいに繰り返される豪雨災害です。やり切れませんね

そんな中、少しの晴れ間を見て、どうしてもチェックしておきたい花を短時間にてキャッチしてきました。

＜キバナノショウキラン＞・ラン科ショウキラン属
山地の落葉樹林下などに極めて稀に生える高さ20～30cmの腐生植物。6～7月、茎頂に黄褐色を帯びた花を上向きに7～15個つける。
ホントにこの”稀”が曲者でして、毎年必ず同じところに咲くとは限らないから見る側からすれば難儀します







この大雨の合間に道路に溢れる土砂と流れ込む小石などを慎重に避けながらやっとたどり着いた花場所でしたので。撮影を失敗しないように一個の個体を必死で撮ってきました、ただ、気のせいか、雨にうたれていたせいか、やや、色あせていたようにも感じた
今年も同じ場所で不幸にも幹線道路が通行止めになっていました。

そんな中、B 駐車場には　一台の見慣れた車が。知り合いのTさんでした、声かけたらちょいと上まで登山道の様子見てくると。ちょうど真向いの駐在所の巡査さん駆け付けて　今日はやめたがいいのではと説得していた、自分はその場からすぐに立ち去ったのでその後の展開は結局どうしたかはわからない、何事もなく無事下山だったらいいが・・・・・？？

＜ウチョウラン＞




この花も同じ環境近くにあり、この数日の大雨に打たれて、耐えていたようで、辛うじて花弁が残っていたと言う花状態でした。
これも同じ個体です。こんな時　アホかと思われそうですが　雨の上がりを待っていたらおそらく花は終わっていた可能性もある中でしたので。まあ何とか残っていてラッキーでした。