山帽子のとまりき2

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S会・秋の山旅ーその②

2016-11-19 19:16:38 | 熊本県の山
11月15日(火) 濃霧&曇天の朝

今日、向かう山は九州中央山地の一角・熊本県の <京丈山>です。

国道445をまず二本杉峠へと。いつもながら、これが国道?なのと思うような狭い、急カーブ連続の道をひたすら二本杉峠まで約9キロの行程。ガスの濃い登り一辺倒の山道、小一時間弱にて二本杉峠着。こんな濃霧の中でも峠の茶屋は明かりがついて開店しています。ホットしますね。

トイレなど借りて、峠を下って登山口へ。
ところが 京丈山への登山口は<ハチケン谷・登山口>と考えていたが、黒原・京丈山登山口の看板に促されて細い道を進むと、どうも違うきがする、

行き止まりは一軒の民家に見覚えある、昨年登山した、雁俣山の時の下山口のようです、番犬の吠える声で民家の人が庭にでてきた。事情を話すとここからでも京丈山へ登山できるが <ハチケン谷>ルートはまだ下方からだからと親切に教えてもらう。

間違った登山口(黒原)の民家前の綺麗な紅葉スケッチ





再度、登山口探しからようやく、<ハチケン谷>登山口に到着して出発。





さあ、ここから約一時間近くの林道歩きです。
もう紅葉時期は遅いかなと、半ばほとんど期待していませんでしたが、なんの、なんの、赤系の紅葉は少ないものの、林道沿いの小さな渓谷には目を奪うほどの黄葉群が延々と続いていた。







巨岩の割れ目に 大きなスズメバチの巣も発見・・急いで現場を過ぎ去ることに。



さらに 時折り、風に乗って はらはらと落葉するロケーションは晩秋の雰囲気は最高で風情あります 黄葉ロードが続く











同行メンバーさんたちの歓声の声&声、いや~実に素晴らしい林道歩きです。

黄葉ロードを小一時間歩けば、本来の<京丈山>登山口です

さあここから本格的な登山道。ギアを登山モード切替て入山です。



杉植林や灌木帯などの登山道は結構、踏み込まれていて、また随所に道標もあり まず迷うことない登山道です。
しばらく高度を上げれば 最初の分岐点。(雁俣山へと続く稜線)



ここから <京丈山>への進路取る。
予想どうり、稜線はガスが深い



更に分岐点、地図確認を怠らないように慎重に



相変わらずの濃いガスが残っている登山道



ところがこの稜線登山道には驚くべく光景が待っていた、さほど高い山ではないためか 湿気の多い山の為なのか 一帯の奇岩には苔岩がまことに美しい風景に支配されている。まさに自然が造り出す造形美ですね












一瞬、異様とも思えるその様は、それこそ”もののけ姫”がどこからは飛び出してきそうな、神秘的なまた不気味な苔岩群でした。





この岩稜帯を抜けて、またしばらく高度を上げると、ようやく <京丈山>1473mの山頂に到着。

ただ残念なことに、今日の濃い山ガスでは 山頂ロケは望むべきもなし、小雨もパラついてきて急いで昼食すませ、早々の往路を下山することに





下山はまた、あの黄葉群の楽しい林道歩きで下山が終了です





結果、時折、小雨もパラついた登山日でしたが、晩秋漂う、素晴らしい黄葉群とも出会えて、九州中央山地の奥深い山歩きも改めて実感&体験できた楽しい一日でした。










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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようこそいらっしゃいませ! (せきりょう)
2016-11-20 19:27:17
こんばんは!
京ノ丈はハチケン谷からでしたか!
この林道は春から夏にかけても魅力的です。
なんせ山野草のメッカ、希少な花も多いです。
この時期でしたら黄葉ロードですね。
京ノ丈は幻想的な森、いい雰囲気ありますね。
生憎の天気でも、収穫多かったみたいですね。
次報も楽しみにしています。
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こんばんは&おはようございます (とおりあめ)
2016-11-21 03:16:24
山帽子さんの山帽子って…
本物の山行きに被る帽子のことだったのですね(^_^;)
山男だったんだ!
私は「ヤマボウシ」の花だとばかり思っていましたが、すごいですね、京ノ丈なんて私は歩けない…
あんな山で、その濃霧の中を歩かれるなんて…
私は怖くて無理かなあ~

華やかな山行き、楽しかったでしょう(* ̄∇ ̄)ノ
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せきりょうさんへ (山帽子)
2016-11-21 08:07:25
おはようございます
>京ノ丈はハチケン谷からでしたか!~
じつは当初からその積りだったのですが、間違って、黒原へでした、一度下方の登山口まで行ったのですが、もう一つの登山口だろうと早合点したようです。
>なんせ山野草のメッカ、希少な花も多いです。

いやいやそこなんですよ、林道あるいていると、それらしき雰囲気プンプン、こりゃ、何かあるぞ!って、すぐさま思いました、山頂部岩場付近も数多くの花殻がありました。
花時期にはまた行ってみたいですね
またメールしますので宜しくお願いします
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とおりあめさんへ (山帽子)
2016-11-21 08:14:21
おはようございます

>あんな山で、その濃霧の中を歩かれるなんて…

じつはそうなんですよね、
熊本・宮崎県境の山々はそれこそ、秘境とよばれる、山域ですから、やはり、単独はやめたほうが賢明ですね
我々が行ったときも、平日とも有ってか、誰一人とも登山者と出会いませんでした、

特に、山ガスが濃いときは特に危険ですね、我々もこれで大丈夫かと、かなり慎重に行動しました~。

でもやっぱり、山はいいですね~~。
とおりあめさんの古処山記しっかりみましたよ、大周回ですごかったですね!!
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