Ⅰ
東南アジアの若者達が 月夜に恋を語る日は消えた
戦うアジアの民衆は 何時しか疲れて泥土に寝る
彼等は知っているのだろうか 何故 血を流しあうのか
知るまい・・・・・・其の事を考える時間が無いから
知って居るのは 眼前で銃口を向ける者を殺す
其の短い 今は馴れた 動作があるだけ
考えられない若者よ
考えてあげよう 此の野獣にされた私が
それは 生活を守る為に他ならない
これなんだ たったこれだけなんだ
Ⅱ
此の野獣も 此の野獣呼ばわりされる行為をしなけりゃ
此の生存原理を知り得なかっただろう
野獣は其の事に悔しがる 悔しがる
こんな輩を 野獣等が考えも及ばない 高い 高い所から
警視し 其の日の一瞬間の笑い種にして
お暮らしあそばせるお方が在る
貧乏人が無い世界に成る そんな代は永劫に無い
他民族は他民族は自分の生活守るのに 手いっぱい
手いっぱいだ
Ⅲ
とある代の とある日の真夜中 西も東も分かんない馬鹿が
日本資本主義国家 たった独りで宣戦布告した
最初は意気轟々の神出鬼没の暴れようだった
其の馬鹿 捕まった 何の事はない チンケな小男だ
一時的に世論は騒いだが 人の噂は何とやらで
19歳は凶期の時 と犯罪史に残し それっきり
「無知の涙」(独りぽっちの革命家) 永山則夫著 河出文庫刊
昭和43年10月 彼が最初の射殺事件を起こした頃
我が輩は松本少年刑務所に服役中だった
新聞にも興味は無かったが新聞を読んだとしても
彼のニュースは塗り潰されていたことだろう
我が輩も生とか死とか何時でもと拘り無く生きて早 古稀!
我が輩も思う 速く楽になりてーと!
♪ 此の世に夢が在る限り? 夢も希望も捨てし我 何を求めて今を生きなん
東南アジアの若者達が 月夜に恋を語る日は消えた
戦うアジアの民衆は 何時しか疲れて泥土に寝る
彼等は知っているのだろうか 何故 血を流しあうのか
知るまい・・・・・・其の事を考える時間が無いから
知って居るのは 眼前で銃口を向ける者を殺す
其の短い 今は馴れた 動作があるだけ
考えられない若者よ
考えてあげよう 此の野獣にされた私が
それは 生活を守る為に他ならない
これなんだ たったこれだけなんだ
Ⅱ
此の野獣も 此の野獣呼ばわりされる行為をしなけりゃ
此の生存原理を知り得なかっただろう
野獣は其の事に悔しがる 悔しがる
こんな輩を 野獣等が考えも及ばない 高い 高い所から
警視し 其の日の一瞬間の笑い種にして
お暮らしあそばせるお方が在る
貧乏人が無い世界に成る そんな代は永劫に無い
他民族は他民族は自分の生活守るのに 手いっぱい
手いっぱいだ
Ⅲ
とある代の とある日の真夜中 西も東も分かんない馬鹿が
日本資本主義国家 たった独りで宣戦布告した
最初は意気轟々の神出鬼没の暴れようだった
其の馬鹿 捕まった 何の事はない チンケな小男だ
一時的に世論は騒いだが 人の噂は何とやらで
19歳は凶期の時 と犯罪史に残し それっきり
「無知の涙」(独りぽっちの革命家) 永山則夫著 河出文庫刊
昭和43年10月 彼が最初の射殺事件を起こした頃
我が輩は松本少年刑務所に服役中だった
新聞にも興味は無かったが新聞を読んだとしても
彼のニュースは塗り潰されていたことだろう
我が輩も生とか死とか何時でもと拘り無く生きて早 古稀!
我が輩も思う 速く楽になりてーと!
♪ 此の世に夢が在る限り? 夢も希望も捨てし我 何を求めて今を生きなん