山田の案山子

日々是吉日

高裁は再審請求受理すべし! オセロじゃないが白か黒か一転する可能性が在る!

2014年03月31日 | 時事・ニュース
袴田事件、検察即時抗告=再審決定に不服、高裁で審理継続
  時事通信社(2014年3月31日)
 1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さん(78)の再審開始を認めた静岡地裁の決定を不服として、静岡地検は31日、東京高裁に即時抗告した。

 再審の可否をめぐる審理が高裁で続く事になった。抗告が認められれば、再審決定は取り消される。

 地裁は27日、確定判決が犯行着衣と認定した5点の衣類をめぐるDNA型鑑定結果等から、「最重要証拠であった5点の衣類が捏造された疑いがある」等と判断し、再審開始を認めた。弁護側と検察側が推薦した専門家2人の鑑定結果が分かれ、決定は「弁護側の方がより信頼性の高い検査方法を用いている」と認定した。

 即時抗告審では、検察側が再鑑定を求める可能性もあり、高裁の判断が注目される。高裁の決定迄には、最低でも数カ月はかかるとみられる。



検察側は裁判官が指摘する警察の証拠捏造を不服とするのか?
自供の録音テープが何よりの証拠だとでも言うのだろうか?
遣っていない事は何をされようが何を言われようが否認を続ける筈だ!
思わぬ訳では無いが・・・

証拠として1年2月も経ってから提出した警察も不自然だ
1年2月の間味噌樽に漬けられたわりには血痕も着衣もキレイ過ぎる
DNA鑑定結果は弁護側の鑑定に重きを置いている?
同じ資格を持つ鑑定士の意見が食い違う事にも疑問がある

有罪にしたい検察側鑑定士と無罪にしたい弁護側鑑定士
どちらかが嘘を吐いて居ると云う事か?
検察側は面子とか意地で有罪にしたいのか?
職業柄無罪を勝ち取るのが弁護士の職業だからか?
真実を見極める事が互いの職責な筈だ!

メディアも袴田被告を袴田さんと記して居るが・・・
無罪が確定する迄はやはり被告人とすべきかも知れぬ
再審決定と死刑及びに拘置の執行停止が無罪決定を裏付けるものではない

死刑囚の執行停止による釈放は初めての事らしい
受刑者の執行停止は刑務所の医者では手に負えず死亡間際に釈放する
執行停止で釈放され生きて戻った受刑者を聞いた事も見た事も無い

死刑囚の長田洋子は東京拘置所で病の末に死んだ まさに獄死だ
死刑囚は如何せ死ぬ身だ病が重症化すれば再審請求中でない限り執行を急ぐ?
死刑囚の執行停止等聞いた事も見た事も無いが再審請求中だったからか?

同じ司法の職で在りながら裁く側と弁護・擁護する立場の違いで意見が別れる
中立で在るべき判事・裁判官が裁量権を握る筈だが権力的には検事が主導する
此の辺を改めぬ限り誤審も冤罪事件も払拭出来ぬだろう

高裁の判断はナンボでも時間を掛ければ好い
取り敢えず糖尿病と認知症の治療に専念する時間を与えるべきだろう
検察も再審を堂々と受けて立つべきだ
公判維持の自信が無いか? 高裁は再審請求決定を認めるのが正義だ!
白か黒か? オセロではないが一転する可能性も考えられる



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