病院にて、
同い年くらいの女性が一人来られて
アンケート用紙に添って質問していき
祖父と祖母が懸命に答えていた。
祖父は、気力が衰えているらしく
気のいい看護師さんが隣で支えて笑顔で食事をさせない限り
寝たままおかゆを少し口に含んで食事終了としてるようだった。
足があがらないらしく、、
ベッドの隣のポータブルトイレにすら間に合わずオムツになっていた。
視力や、聴力、話す内容などもチェックされ
その後、本人を除く家族と詳細を確認、
別途ケアマネージャーを依頼するように言われた。
主治医の方にも今後を相談
「手術するには、出血が少なく、薬で治る可能性が4割ある状態です、、
なので、本来外来で2~3週間に一度CT取りながら様子をみたいのですが
前回、それで退院いただいたものの、再度頭を打たれたと来て頂き、、
今、拝見していて、、正直、ご本人があれだけ弱ってらっしゃると
自宅に帰るようにはしてあげられず
急性医療病院は90日の入院が可能です。
今、リハビリも週4回受けてもらうようにはしていて
その中で今後どうできるのか、話し合っていきましょう。
まずはケアマネージャーの方の担当決めて
うちに戻るのか、施設なのかゴールを明確にして
できることをしていきましょう。
出血もどうなるのか、これによって緊急手術が必要かなども変わりますし」
そうなのか、、医療報酬のことも踏まえ説明してくださるので
すごくわかりやすく、安心感があった。
祖父にできるだけをして、祖母にもでいるだけをしよう。
このタイミングで、実家にいて手伝える、私はなんてラッキーなんだろう
「老い」の衰えを、この年にして目の当たりにしてるのだけど、、
流れ作業のように、注射しようとする看護師に「なんて人だ」って思わされた一方
下のお世話をしてくれ、笑顔で去っていく様子には頭が上がらない。
福祉を憂えるだけじゃなく、当事者としてできることをきっちり、、
改めて気が引き締まります。
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