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とうとう東京5年目・・・論文を書くぞ><(うまくいってないのに、この人生は本番という現実(゜Д゜ )ノ)

中小企業で8年、海外1年弱。初東京。社会人大学院長期履修3年目。やりたいこと探し中、、、いや、まず論文かくべし

8月17日(日)のつぶやき

2014年08月18日 01時06分24秒 | 毎日の仕事☆+過ぎてく日々

本書は、牧師の再教育法として上陸した実験室訓練が産業会に伝播し、やがてその流れをくむ自己開発セミナーが台頭してきた過程を、ひとりのトレーナーの半生を主軸にしながらその30年間の足跡を描いたノンフィクションである

『心をあやつる』福本博文著 あとがきより


『心をあやつる男たち』福本博文著の中の斉藤学 解説より抜粋
1970年代の一時期、教育学や宗教学といった心理臨床からは離れたところにいる大学教師たちがアメリカで流行していたST(センシティビティトレーニング:感受性訓練)に感心を持ち、学生達を巻き込みながらそれらの効果を(続く)


(続き)宣伝していた。やがて、ことは一部教師たちの関心の範囲を越え、金儲けの話になった。というのも元来これはセールストークと分かち難く結びついたマインドコントロールの一種だったからである。この方法は企業の研修担当者達に売り込まれ、彼らが飛びついたから(続く)


(続き)悲喜劇が社会的現象として増幅された。確かにST受講後にはやたら涙もろくなったり、一時的な躁状態を来したりするので、企業の欲しがる銭湯方ロボットへと変身したかのように誤解される。STは一時期、社会研修という名の拷問道具として珍重され、これを業務とする拷問会社(続く)


(続き):企業研修請負会社が繁盛した。当然のことながら、社命を受けて研修に入ったサラリーマンの中から、多くの犠牲者(精神障害者、自殺者)う生んだ。


『心をあやつる男たち』福本博文著の中の斉藤学 解説より抜粋
本書は「教祖」を必要とする人たちを取り上げる。彼らは、自らが帰依する神や導師とよく似た自己愛的な誇大性の持ち主である。その多くは、初期・早期の家族関係の中で、父親の欠損ないし無力、母親との融合という問題を抱えた(続く)


(続き)人々で、いわゆる「象徴的去勢」を経験していない。何らかの「不幸」を抱えた母親の依存対象になっていて、この体験が母子関係と言う小宇宙の中でだけ通用する幼児的な万能感を聖人になってまでも維持させており、それがまた現実生活を困難に感じさせる原因にもなっている。(続く)


(続く)こうした人は自分を見守り、賦活させる神秘的な存在を何の理由もなく信じており「自分には『常人』を超えた力が潜在している」と感じている。この幻想上の力を開花させるきっかけを求めて、彼らはさまよっているのである。こうした人にとって世間の人々(常人)とは、自分達を(続き)


(続く)ことさらに無視し、侮辱する悪意の者たちである。「神を求める人々」に共有されている一種特有の傲慢さ、あるいはその投影としての対人恐怖はこの思い込みから発している。まさに「常人」こそ彼らの敵、蔑むべきモノである。(続く)


(続き)鼠と同じレベルでの駆逐の対象で、彼らの価値を理解しない親、教師、友人たちでもある。


『心をあやつる男たち』福本博文著の中の斉藤学 解説より抜粋
教育カルト(自己開発セミナー)でも宗教カルトでも、そこの研修に参加した者は友人達を説得してセミナーの新参加者にするよう指示される。友人である常人を説得して人生の新たな意味を発見させるという作業は(続く)


(続き)セミナー修了者の万能感を賦活し、この作業の中でこそ、彼らは研修参加の真の報酬を得る。しかもこれがカルト産業を興隆に導くというカラクリになっている。


『高校生のための論理思考トレーニング』横山雅彦著より 要約
ロジックの英語、ハラ芸の日本語
→本音と建前。ほめて貶める、謙遜して自慢するのが日本語。日本人コミュニケーションはテレパシー。ロジックは英語的と同義。論証責任を果たさず、言うだけなら「放言」でしかない


『高校生のための論理思考トレーニング』横山雅彦著より 要約
現代文は、和魂洋才のスローガンの賜物。「政治」「経済」「概念」「宗教」などヨーロッパ特有の抽象概念を漢字による造語とカタカナ表記により取り入れた。明治の知識人は自然や他者を対象化する心の習慣をもたない日本語を変えたのだ。


『高校生のための論理思考トレーニング』横山雅彦著より要約
非西欧諸国は英語を通してダイレクトに学問するしかなく、知識人階級に限定された脆弱な近代化だった。一方日本では、現代文のおかげで英語が読めない一般人でも翻訳により西洋の学問に触れ、世界に類をみない大衆レベルで高度近代化に成功


『高校生のための論理思考トレーニング』横山雅彦著より要約

「中学から高校まで6年間英語を学んでも日本人は英語で日常会話すらこなせない」というが、日本人がアメリカ人とコミュニケーションが図れない最大の問題は、統語を操る能力ではなく、心の習慣にあるといってよい



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