非正社員の割合は35%、うち8割の月給が20万円以下。フリーターは500万人近く、ニートと呼ばれる若者は85万人。それが小泉構造改革の結末だった。だから私は主張を「年収300万円になっても大丈夫」から「年収300万円は確保しよう」に変えなければならないー森永卓郎05年文庫本前書
長い人生を考えたときに、一番に必要なのはお金ではない。自分が活躍できる場、自分を必要としてくれる場、自分が生きがいを感じられる場を確保することなのだ。年収300万円時代は生活改革で乗り切れる。だから将来のお金の心配をするよりも、自分が一生打ち込める何かを一日も早く見付けるべきだ
発言力の強い人が、弱い人への思いやりをなくしている。それが今の日本だ。そういう意味では、政府も財界も政界もそしてマスコミも足並みを揃えているのだ。:森永卓郎『300万円時代を生き抜く経済学』より
日本の安定を根本から揺るがすアメリカ型の階級社会、しかも9割のサラリーマンは「負け組」に。そのとき、自分は落伍者と思うことが、本当に負け組になること。ほぼ可能性のない階級社会での「成功」をひたすら目指すのか、割り切って自分にとって本当に「幸福」な人生を目指すのか…:森永卓郎『年
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます