08年秋からの雇用不安の本質は、雇用自体より「雇用情報への不安」だった。非正規雇用は本来不安定だが、人々はそこを軽視し「より新しい働き方」に目を向けた。派遣雇い止めのニュースでやっと目を覚まし、就転職情報の提示するストーリーそのものに疑問を持つようなった:『電通とリクルート』か
本来は簡単にたどり着けないはずの『自己実現』という言葉は、就転職ビジネスによってバーゲンセールにさらされた。人々は『自己実現』へのストーリーまで外注して、「自力した生き方」を得ようとした。:『電通とリクルート』P195より抜粋。結構な嫌みだ(-_-;)
リクルートは、日本人の働き方を変えた。その一方で、ストーリーの続きを自ら描けずに立ちすくむ人も、また多く存在するようになったのである:『電通とリクルート』P195より一部抜粋 リクルートって、時代をとらえ伸びたイケイケどんどんだった会社。60年代公害出した企業の現代版というには
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