1.「元気の泉」コラム
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「 外から内へ 存在価値の高め方 」
「そんなことしたらダメ」と言われると
あえてしたくなるのが人間です。
この“ルールを破りたくなる心理”はどこからくるのか。
それは、自分の存在の証明です。
人は、存在証明が必要な唯一の動物です。
人間は心と意識を切り離して自我を生み出した瞬間に、
自分の存在を確認する根拠がほしくなったのです。
「何のために生まれてきたのか?」といった
自分の存在への問いかけを、誰でも一度はするでしょう。
この存在証明の心理が、ルールを破らせたくなります。
世の中や組織という人間の集合体は、自分がいてもなくても
存在しています。その世の中や組織といった外部環境のルール
に自分が支配されていると感じると、自分が“透明な存在”
になってしまう。
なので、自分の存在を証明する“何か”が必要となる。
その、てっとり早い手段はルールを破ることなのです。
ルールを破れば自分の存在が周囲から浮き上がるからです。
会社という組織でも、ルールを破る人が出てきます
ルールを守るのは当然だと、支配的に抑えつけようとすればするほど、
巧妙にルールが破られることがあります。
ルールで縛れば縛るほど破る人が出て、さらにルールを厳しくしても
また破る人が出てくる。まさにイタチごっこです。
この悪循環から抜け出すためには、存在証明の心の仕組みを
まずは知ることです。
自分の存在の意味がほしい。
心の奥底から湧いてくる声に耳をすまします。
存在証明とは、存在に意味づけすること。
つまり存在価値を高めることです。
存在価値とは、比較によって高まります。
簡単なのは、偏差値、お金持ち、出世、成功者といった、
外部にある基準を、比較のための物差しにすることです。
外部と比較すると、その基準を超えた人=勝ち組に
存在価値が与えられます。
しかしこの方法では
負け組の存在価値を減らした分が、勝ち組の存在価値になる。
勝ち組の存在価値は、負け組の犠牲の上にあるわけです。
資本主義という流れは、お金や物質の量といった
わかりやすく目に見える外の基準による比較で、
世の中を発展させてきましたが、
今、行き詰っています
外部にある“比較の基準”に依存していると、
人間の組織全体としては常に誰かが負け組になります。
この構造はもう卒業だよ、というメッセージを
受け取っているのでしょう。この体質から脱却する。
すると、組織全体の存在価値が高まるのです。
方向性は内です。
つまり、内に基準を見出すことが、存在価値を高めるのです。
ここは、目に見えない心の領域。
物質の豊かさでなくて心の豊かさ。
目に見える、物質的な豊かさではない内に向いた基準で、
存在価値を高める方向性に、ビジネスもマネジメントも向けていく。
すると、人の心というエネルギーも、
喜びのエネルギーも、お金のエネルギーも全てが循環し始めます。
内に向けた世界。そこは答えがないので、ダークな部分もあるのですが
そこに向き合う。その覚悟を個々が持ち、向き合える関係を作っていく。
そんな内なる基準で存在価値が高まる、人材育成、組織づくりが
これからの会社を活性化する鍵なのです。
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「 外から内へ 存在価値の高め方 」
「そんなことしたらダメ」と言われると
あえてしたくなるのが人間です。
この“ルールを破りたくなる心理”はどこからくるのか。
それは、自分の存在の証明です。
人は、存在証明が必要な唯一の動物です。
人間は心と意識を切り離して自我を生み出した瞬間に、
自分の存在を確認する根拠がほしくなったのです。
「何のために生まれてきたのか?」といった
自分の存在への問いかけを、誰でも一度はするでしょう。
この存在証明の心理が、ルールを破らせたくなります。
世の中や組織という人間の集合体は、自分がいてもなくても
存在しています。その世の中や組織といった外部環境のルール
に自分が支配されていると感じると、自分が“透明な存在”
になってしまう。
なので、自分の存在を証明する“何か”が必要となる。
その、てっとり早い手段はルールを破ることなのです。
ルールを破れば自分の存在が周囲から浮き上がるからです。
会社という組織でも、ルールを破る人が出てきます
ルールを守るのは当然だと、支配的に抑えつけようとすればするほど、
巧妙にルールが破られることがあります。
ルールで縛れば縛るほど破る人が出て、さらにルールを厳しくしても
また破る人が出てくる。まさにイタチごっこです。
この悪循環から抜け出すためには、存在証明の心の仕組みを
まずは知ることです。
自分の存在の意味がほしい。
心の奥底から湧いてくる声に耳をすまします。
存在証明とは、存在に意味づけすること。
つまり存在価値を高めることです。
存在価値とは、比較によって高まります。
簡単なのは、偏差値、お金持ち、出世、成功者といった、
外部にある基準を、比較のための物差しにすることです。
外部と比較すると、その基準を超えた人=勝ち組に
存在価値が与えられます。
しかしこの方法では
負け組の存在価値を減らした分が、勝ち組の存在価値になる。
勝ち組の存在価値は、負け組の犠牲の上にあるわけです。
資本主義という流れは、お金や物質の量といった
わかりやすく目に見える外の基準による比較で、
世の中を発展させてきましたが、
今、行き詰っています
外部にある“比較の基準”に依存していると、
人間の組織全体としては常に誰かが負け組になります。
この構造はもう卒業だよ、というメッセージを
受け取っているのでしょう。この体質から脱却する。
すると、組織全体の存在価値が高まるのです。
方向性は内です。
つまり、内に基準を見出すことが、存在価値を高めるのです。
ここは、目に見えない心の領域。
物質の豊かさでなくて心の豊かさ。
目に見える、物質的な豊かさではない内に向いた基準で、
存在価値を高める方向性に、ビジネスもマネジメントも向けていく。
すると、人の心というエネルギーも、
喜びのエネルギーも、お金のエネルギーも全てが循環し始めます。
内に向けた世界。そこは答えがないので、ダークな部分もあるのですが
そこに向き合う。その覚悟を個々が持ち、向き合える関係を作っていく。
そんな内なる基準で存在価値が高まる、人材育成、組織づくりが
これからの会社を活性化する鍵なのです。
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