1960年頃までの日本の工業製品は「安かろう悪かろう」。70年代以降は「高品質な日本製品」の評価。なお正しくは「値段の割には」がついた。そしてそれが日本企業が国際競争力を獲得したプロセス
『2020年の日本人』松谷明彦著31頁要約
欧米は日本製品の品質アップ以上になぜ安くそれが出来たかを研究。結論、日本的経営。
しかし著者はいう。なぜ価格を上げずに済んだか。「あまら賃金を上げずにすんだから」正確には、一人辺りの労働生産性に比べ賃金の上昇が小幅だったから。
『2020年の日本人』松谷明彦著32頁要約
フリーターは終身雇用年功賃金では最も不利な形態だが、年功賃金制が崩壊すれば、能力次第かもしれないが、必ずしも不利ではなくなる。お金を貯めたら趣味や冒険に打ち込む。そんな生き方がより一般的になるだろう。
『2020年の日本人』松谷明彦著25頁要約
能力主義の典型の米国にも西欧諸国にも終身雇用はある。ただ年功賃金でなく、同じ仕事なら同じ賃金。ただ転職にはリスクがあり自己投資も必要。そういうのを嫌い終身雇用を選ぶ人は半数以上。仕事の位置付けは多様
『2020年の日本人』松谷明彦著24頁要約
少子化と人口の高齢化の急速な進行の中、薄利多売的な経営手法は成り立たない。生産量、販売量は年々減少する。ではどうするか。コスト削減ではなく1つ当たりの儲けを多くする。つまり利益率の向上を目指すのだ
『2020年の日本人』松谷明彦著より要約
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