『病室で念仏を唱えないでください』
こやす珠世・著
お坊さんなったあと、医師となり、救急医として活躍する
松本先生というお方が主人公
で、1巻で、
患者さんに仏の教えを伝えるけどうざがられ、
事故起こしといて、巻き込んだ人がなくなり、助かったのに色々言う
そんな患者の態度にかっかしている松本医師
松本医師:
正直ボクは、極限状態にある患者とどう向き合ってよいか、
まだよくわかっていません。
死は自然現象、
死は怖くないと口にしながら、
救急にいれば、将来ハンデを背負う状況にあっても、
生かす事を治療成果とします。
でも患者からは、治ってもこんな体なら
死んだほうがマシだったと言われる事もあり、
肝心なところでいつも心が迷うのです。
理事長:(略)
松本医師:ではどうすれば?
理事長:ま、シューカツするようなもんだ。ふぉふぉ
ってくだりがあった。
で、そこから、松本医師は、
医師として、お坊さんとして、できることは
患者が自身と向き合って人生を受け入れ考え選択していくのを
受け止めること
みたいなことに気づく。
で、それ読みながら、
「キャリア」とは人生を選択することなんだよなあと思う。
すごく重いような、考えすぎても無駄なような
すごく面白い。
キャリアを考える局面に立ち会うことができる。
面白い
思えば、ドラマとか映画とか小説とか
どんな人生で何を思ったのかを描く
キャリアアドバイザーが、キャリアという点のサポートだから
営業としての大変さとかが前面に出たりするのかもだけど、
ああ、だとすると、本来やりがいにあふれた医師という仕事をしていながら、疲れるのは
その仕事のつらい部分が前面に出たりしたときなのかも
医師は、究極の免許って言われるけど、
一般サラリーマンは、そういうものもなく、、、
人が、人生にどう向き合い、どう決断するのか、
そこに立ち会っていい仕事。
キャリアアドバイザーの仕事って
興味が尽きないわけだよなあと思う
人が人生を選ぼうとする局面を手伝う
かつ、ビジネスでもある
就活する本人は必至であり、選ぶ自由もある。
いろんなものが複雑に絡んでいて、
興味が尽きない
すごい仕事だ
幸福を追求する仕事、
人生を考える仕事
人生を選ぶ仕事
すっごい面白いと思う
久しぶり、なんか テンション上がる!
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「生まれてくる事も
死にゆく事も
自ら望んだことじゃない」か…
だけど、
自分の生き方は自分で選んで、
自分で見いだせるじゃないか
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救急の現場だから、亡くなる方もいる
助かることもある
怒ったり、迷ったり、
けどあまり落ち込まないあたりがさすがなのかも
1つ1つに真剣に向き合う
どの仕事にしても、
人の人生に向き合う仕事か、職人的に突き詰めていく仕事か
なんにしても働くってことは
奥が深い
そんなことを思った
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