『医療経営の基本と実務 上巻』日経メディカル開発
を参考に。ほか
マーケティングマネジメントとは
「ターゲット市場を選び出し、優れた顧客価値を創り出し、分配し、コミュニケーションをすることによって,顧客を獲得し、維持し、増やすための技術と知識」
※フィリップ・コトラー(2002)『コトラーのマーケティング・マネジメント ミレニアム版』
「企業または企業の部門のすべてのマーケティング活動を、計画、組織、統制することで,マーケティングの目的、政策、プログラム、戦略を含む」
※米国マーケティング協会
流れとしては:
◆環境分析(市場分析、競合分析)と市場機会(仮説と検証による)の発見
◆マーケティング目標の確認
→目標は市場シェア?利益?ブランドの認知向上?
目標に応じて、採用すべきマーケティング戦略が異なる
◆市場細分化,ターゲット市場の選定
・顧客ニーズは多様.どこに対応する?
・経営資源には限りがある.どこで勝負する?
・よくある細分化基準は、「地理的変数」(国や地域、都市、町村など),「人口統計的変数」(年齢性別、家族構成、世代、ライフステージなど),「社会経済的変数」(所得水準、資産、職業、教育水準など),「心理的変数」(生活環境、生活体験,価値観など),「行動変数」(製品に対する知識や反応、使用経験や使用状況などの消費者の行動)など
※固定的な基準はなく、区分したとしても逐次変化していく
→セグメントした対象の妥当性:
その基準で分けて考える必要性はいかほどに?
その基準で分けて選んだ対象は,十分なビジネス規模があるのか?
その対象へマーケティング展開する現実性は?
◆ポジショニング
ターゲットとした対象に対する自社の位置づけを明確化する
ポイントは、顧客が明確にイメージできる何か特徴を出すこと
◆マーケティングミックスの策定・実施
どんな活動を組み合わせて提供する???
>>4Cと4P
customer value 顧客価値 ←→ product
customer cost 顧客コスト ←→ price
convinience 利便性 ←→ place
communication コミュニケーション ←→ promotion
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ちなみにwikipediaだと,,,
https://ja.wikipedia.org/wiki/4C
顧客側から見た4C
ノースカロライナ大学のロバート・ローターボ-ン(Robert F.Lauterborn)は1993年にIMC理論と共に、これからは造って売り込むプロダクトアウトの4Pではなく、消費者から始まるアウトサイドインの4Cが良いと唱えた[1]。
- Consumer(消費者のニーズとウォンツの解明こそが商品である。)
- Cost(価格はコストの一部。消費者は商品の価格だけではなく購入コスト、時間コストを費やしている。)
- Convenience(場所ではなく買い易さが大切。)
- Communication(広告は売り込むのではなく納得させること。)
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