アメリカの調査では、一日に医師が診察する患者さんの数が多いほど、患者さんの不満は大きく、医療の質が低下すること、そして、患者さん自身の意向を取り入れながら治療を行うには、一人あたり20分前後かかることが報告されている。(続く)
日本の病院の多くは、3分足らずで一人の患者さんを診ていかないと採算が取れない。WHOが称賛する安くて効率がよく誰でもという日本の医療は、医師たちの過労死覚悟の過剰適応で維持されてきた。開業医・勤務医に関わらず、世界最低の単価による薄利多売でここまで頑張ってきた:本田宏著『誰が日
ちなみに「法を犯さなければ、金儲けのために何をしてもよい」「人間の一生はどれだけ稼いだかで決まる」といった考え方はアメリカのシカゴ学派と呼ばれる思想に端を発している。(続く)
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