今日は午後から休暇を取って父の病院へ。
父のリハビリを見学し、主治医の先生と面談。その後、父の今後についてソーシャルワーカーさんと相談。
父の入院の期限、150日が7月半ばです。いよいよ先のことを考えなければならなくなりました。
父のリハビリの様子を見ての感想は、少しではあるけれど、良くなっているということ。
ロクボクの前でつかまり立ちができるようになりました。
手すりに掴まって、介助を受けながら歩ける。
ほんの数メートルですが、以前には全くできなかったこと。
嬉しかったのは、言語聴覚士さんが、時々父と将棋を指していると教えてくださったこと。
すごくお強いですねと、驚かれました。
計算問題もカンペキです、と。
父は将棋の指導員の資格を持っており、倒れる直前まで、児童館の将棋教室で毎週土曜日に小学生に教えていました。
高校の数学の教師だったので、数には強いはず。
持っていた力が、まだあると知って、嬉しかった。
将棋を指したことが話題になった時は、父の顔に笑みがちょっとだけ浮かびました。
鼻をちょっとだけ膨らませた得意そうな顔に、見えなくもなかった。
お父さん、その調子!
主治医の先生にもお褒めいただきました。
脳梗塞の再発もなく、脳の画像もきれい、らしい。
身体能力的には、まだまだリハビリの道半ばで、先が見えないけれど、
医学的には良い経過らしい。
まずはよかったと思うべきなのかな。
さて、父の今後の話になりましたが、
父の希望を聞いたところ
「リハビリを続けたい」
「寝たきりにはなりたくない」
シンプルでもっともだと思う。
自宅に帰るのは現実的ではなく、常に人の手があって安心な場所がいい、とのこと。
それは、老健かな?
父が疲れてしまったので、このあとはソーシャルワーカーさんと二人で話をしました。
ソーシャルワーカーさんの日々の感想だと、父は常に母のことを気にかけているそうで
「本当に深い絆で結ばれているご夫婦なんですね」
ちょっと珍しいくらいその絆は深い。
四六時中、父の頭の中は、母のこと。
母のことが心配。
なので、「お母様と同じ老健もありかと思います」
それは私もチラリと考えたのだけれど。
「ただ、★★(母の老健)は、今、個室しか空いていません。」
個室だと、なんとなんと27万円。
えっ? に、にじゅうななまんえん??
完全にノックアウトです。
男性のベッド数はどこも少ないそうで、多床室は、少ないパイの取り合いになるのだとか。
父の入院している病院と廊下で繋がっている老健も同様。空き無し。
★★の個室に入所して多床室が空くのを待つか
最初から多床室にしぼり
★★は諦めて
市内の老健を探すか
見つからなければ市外の老健を探すか
どうしますか?
費用の工面からいくと
月27万は論外ですが
1〜2ヶ月待って多床室に移れるならば、それはありかと。
リハビリをするにあたりモチベーションは大事だから、父の希望になるべく添いたい。
(父は、母と同じ所に行けるものなら行きたいと言っていました)
もし★★に行けたとしたら
父はどのくらいいられるのか?
3ヶ月経ったら、別のところへ行かなければならなくなるのか?
そんな疑問をソーシャルワーカーさんに投げかけたところ
父の場合、要介護4なので、特養を勧められる可能性は高いとのこと。
特養かあ
特養っていうと
偏見だったらごめんなさい。
認知症の方が多くて、寝たきりに近い人も多く、あまり活気がないようなイメージを持っていて
父は、ちょっと違うかなと思ってしまう。
もう少し、刺激があって、リハビリできるところがいいかなあと。
有料老人ホームはどうだろう?
夫婦で入れる有料老人ホーム。
近くにあって、実はパンフを取り寄せてみた。
二人で1ヶ月 36万円。
経済状態から言うと
かなり貯金を取り崩すことになるが
貯金って、なんのため?
取っておくものでもないよね?
いよいよ寝たきりになったときよりも、今、使うほうがいいのかな?
でも、貯金が底をついたらどうしよう?
油断してると、それはあっという間に。
結局は、お金の問題になるのでした。
ソーシャルワーカーさん
★★に相談してみるとおっしゃってくださいました。
果たしてどう出るか?
母、いろいろ面倒をかけているからなあ。
ラプンツェルだしハムスターだし。
やや、心配です。
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