やまなみ

長野県の自死遺族による自助グループ

年に6回奇数月の土曜日に分かち合い

偶数月に「やまなみ通信」を発行

自助グループは、「悲しい」だけの会ではない

2010年11月11日 | 田中幸子さんの講演
自助グループの良さ、

それは「悲しい」だけの会ではないということです。

「社会活動もする」というところにつながるのが、自助グループです。

ボランティアの会や行政の会は、「悲しむだけ」それが目的です。

悲しい話しをしていただくための会です。

そのために運営者は勉強をし、出席者の話しを聞くだけで終わります。

そこから一歩も出ません。

そこを外れたことは、ボランティアも行政も手伝いません。

何かをやるとしたら、遺族が別々にやっていくしかない。

自助グループの活動には、「なくなった人の思いをどう形にして行くか」

ということも入っています。

遺族でない方は、「悲しみ合う会をやっても,何にもならない」

と思う方がいらっしゃいますが、悲しむだけではないのが

自助グループです。

非常に前向きな会です。自分たちでやって行く。

自分たちで発信して行く。ひいてはそれが、社会活動になり、

社会を変えて行く。「自死をなくす運動」につながる。

それが自助グループです。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポジティブに考えるように | トップ | 今年の分かち合いが終わりました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

田中幸子さんの講演」カテゴリの最新記事