<田中幸子さんの講演から>
仙台で「藍の会」というのをやっています。
あいの会と言うと、愛するの愛だと思う人がいますが、
藍色の藍です。
息子が警察官で、誇りを持っていた制服の藍色にちなんで、
「藍の会」と名づけています。
その他に、宮城県に6カ所で会をやっています。
他に、様々な形で子どもをなくした親の会「つむぎの会」をしています。
よろず相談所みたいなサロンを、3回開いています。
2度は自分で、あと1回は他の人に頼んで別の場所で。
何でも言い合える場所です。
そこに集まる人は、別の意味でのファミリーだと思っています。
つながった方々は、自分の子どもだと思っています。
「悲しい人はいないかな」と捜すのはやめてほしい。
「あなたになら聞いてほしい。あなたになら何でも話したい」と
言われる人になって下さい。
「聞かせて下さい」では、やはり上から目線です。
遺族は、哀れな人たちではない、と思って下さい。
悲しみを抱えてはいますが、哀れんでほしくないんです。
哀れむと、上から目線になります。
遺族ではなくても、同じようなところ、というのは大事だと思います。
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